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移動体の検知とは?
2023/10/13 18:46
- コンベヤー式のコンテナー加熱殺菌機で起こった問題とは?
- 加熱部で高温を検知するためのセンサーが必要
- ハロゲンヒーターを使用した加熱における安全対策の検討
移動体の検知
2004/08/19 20:06
コンベヤー式のコンテナー加熱殺菌機を制作しました。熱源としてはハロゲンヒーターを使用しています。温度の上がりは問題ないのですが、先日機器内でコンテナーが詰まってしまい、ハロゲンランプにより融解する出来事がありました。
お客様からはコンテナーが融解するほどの温度で加熱しないと指示温度まで上昇させるのは難しいという理解はもらっていますが、当然、安全対策が必要となりました。要は高温のハロゲンランプを通過中にコンテナーが停止した場合以上を検知する。またはA点からB点までの移動を検知しA点通過後一定時間以上経ってもB点を通過しない場合に以上を検知するなどを考えています。何分加熱部で高温であるため良いセンサー等が思いつきません。どなたかご存じの方おられましたら、ご指導ください。
回答 (4件中 1~4件目)
先生方の上げ足を取るつもりでは有りませんが
#1 検出SW
一般的にはリミットスイッチを使います
http://www.fa.omron.co.jp/lineup/switch/38/183/index1.html
それよりも光電センサがお勧め <高価ですが
http://www.fa.omron.co.jp/lineup/product/421/index_2.html
http://www.keyence.co.jp/switch/kouden/lineup/index.html
http://www.sunx.co.jp/japanese/productindex.jsp?productid=a000000
#1-1 コンテナ詰まりの駆動力測定
#2-1
モータの減速比が大きい場合は無理です
例えば、モータ0.1kwでも減速比が1/100もあると
熱を掛けない状態の硬いコンテナボックスが詰まってバリバリとコンテナを割ったとしても
モータ電流の変化率は1%も無かったりして
http://www.nissei-gtr.co.jp/seihin/gtr/gtr_m.html#H2G3
熱処理炉の場合は炉内部を通過する速度が遅い為、一般のコンベアより減速比が高いのが普通です
減速比が高ければモータ容量も小さくすれば良いのですが、小さくすると速度安定性が悪くなります
(炉内速度を一定にしなければならないので安定性確保の為に大きなモータを使います)
モータ電流ではなくてトルクセンサーをコンベア駆動軸とモータ軸の間に挟めば検出は可能ですが
大変高価
http://www.kyowa-ei.co.jp/japanese/product2/product/product.php?prod_code=02-125&screen=detail
#2-2&3&4
同時に解決する方法はモータで駆動している反対側のローラにエンコーダを取り付け
エンコーダと言う高価なのをつけなくても↑の光電センサや近接センサでスプロッケットの
歯を検出してそのパルスを拾えば速度は取れます
http://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/cat/omron/k3hb-r_2004.pdf
にエンコーダや近接センサを使った速度検出の実例が記載されてます
尚、タコジェネ(速度発電機)はお勧め出来ません
(恐らくタコジェネで速度検出が出来るほどコンベア速度は早く無いと思う)
#3 耐熱ファイバセンサ
センサ単体だけで検討すると恐ろしく高価
でも、おそらくシステム一式(改造工事一式)で比較するなら一番安価と思う
前出以外のセンサメーカ
http://www.compoclub.com/index.jsp
http://www.optex-fa.jp/
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正攻法でいけば
耐熱ファイバセンサでしょうか。
摂氏300度程度で使用出来るものが
参考メーカ以外にもでているようです。
こんばんは。
いろいろ考えられます。
1.コンベアに異物が挟まり停止した場合
駆動モータの電流が上昇→モータの電流をモニタする
2.とりあえずコンベアの停止を検出したい場合
高温部があると言ってもどこか常温でコンベアが駆動しているところがあるはずです。
コンベアにローラをあてがって、ローラにTGまたはPGを取り付けて回転の有無を検出する。
特に加熱殺菌部の出口以降であればトラブル時コンベアは停止しているはずですから検出は可能です。
3.モータ異常などでコンベアが停止した場合
モータ停止中はUVランプが点灯しないインターロック回路をもうける。
4.コンベア切断の場合(希?)
常温部でのコンベア有無センサの設置。
質問にある方法の他に、考えられる方法として、特に止まったときの対処が必要な区間のベルトの駆動力を測定する方法があると思います。コンテナが止まっていれば摩擦が生じて、その分駆動力が増えるので、検出は難しくないと思います。ただ、あまり振動が大きいようなところでは検出は難しくなると思います。
温度にはよると思いますが、金属板を曲げて、簡単なスイッチとしてもいいと思います
スイッチ→ v──┐■■■■■ ←コンテナの端
→────
あと、多少の無理が利きましたら、コンテナ自体の改良も検討してみてください。樹脂のコンテナが解け落ちると、処理のために後の停止時間が相当長くなってしまうと思いますので、金属、レンガなどを使用するといいと思います。