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エアマットが原因と思われる銀めっきの変色
2023/09/06 13:26
- エアマットを使って銀めっき製品の梱包を行っている際に、黄色の変色が見られることがあります。
- 変色の原因はエアマットではなく、機械油や手汗などの付着が考えられます。
- 銀めっきの変色防止には「防錆紙」という方法が参考になります。
エアマットが原因と思われる銀めっきの変色
2004/07/29 11:53
当社ではエアマット(お菓子なんかでよく使われる緩衝包装材、子供がぷちぷち潰して遊ぶやつ)を使って銀めっき製品の梱包を行い、客先に納入しています。
客先で開梱したときに、エアマットの○○と合致した黄色の変色が見られることが多々あります。
黄色い変色は主に硫黄分による銀の硫化ではと推察しています。(技森の過去投稿分から)
客策からは不具合品として戻入されて来るので対策を考えています。
そこで以下の質問をさせてください。
?エアマットの素材(ビニル、エア分)に硫黄分が含まれていることはありますか
?エア分は空気ですか、他のガスですか?ガスならばその成分をご教示ねがいえないでしょうか
?同様の事例はありますか(当社だけの問題かどうか)
?対策としてなにかありましたらご教示ください。
よろしくお願いいたします。
種々ご回答ありがとうございました。
検討をすすめてきました結果、今回の変色の原因はエアマットではなく、なにか別のもの、たとえば機械油、手汗などの付着が原因と思われます。
そういう意味ではエアマットを疑ってしまい、エアマットメーカー様、取り扱い業者様へご迷惑をかけたものとお詫びいたします。
また、銀めっきの変色防止として「防錆紙」なるものがあり、参考になりました。この防錆紙については別途スレッド(No.9215)をたてさせていただき、諸般、質問させていただいています。
一旦、ここで本スレッド締め切らせていただきます。
ありがとうございました。
その他の回答 (10件中 6~10件目)
ポリエチレンフィルムの真空包装は(外気を吸引して)効果がないと思います。化学は専門ではないのですが、濡れた部分が腐食するという脱硫装置の経験から、亜硫酸ガスにせよ硫化水素にせよ、金属を腐食させるのは気体ではなく、それらが水に溶解して希硫酸になってからアタックすると考えています。
乾燥剤という提案はこの考えからです。
乾燥剤を同梱し、参考URLのようなガスバリア性のフィルムで包装すれば、この問題は解決するのではないかと思いますが如何でしょうか。
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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
#3です。
あっすいません。前後関係がわかりにくかったのと推測の根拠が
まるっきり抜けていましたね。
銀の変色と言えばほとんどの場合硫化反応です。硫化銀の色です。
よって硫黄分を含んだものとの接触か硫化水素のようなガスとの接触
をまず疑います。
また硫化水素はいろいろな物から発生します。例えばゴムの架橋材
から、卵やたまねぎなどの食品から、物によっては接着剤などからも
発生します。注意していても意外といろいろなところに存在します。
場合によっては混載品にも注意が必要ですね。
一緒に入れておくと変色防止になるというものですがこれは
おそらく硫化水素の類の吸着剤ではないかと思います。
よってこれで防止効果があるならば本格的に硫化水素を疑って
かかれば良いと考えました。
硫化水素を吸着する効果があり安価で入手可能なものとして
活性炭を提案したまでです。
活性炭の提案と硫化水素の嫌疑の順番が逆です。
と、調べ物をしているうちに有力な手がかりとなりそうな
URLを見つけました。どうでしょう。
ダンボールを疑ってみてはどうですか?
#1です。再投稿。
両面つるつるのものは↓この手のものです。
エアキャップ軽量三層タイプ
http://www.bestcarton.com/kansyo/
でも表裏反対に使用しても出てくるのであれば効果は無いですかね。
では、このようなものは使えませんか?
http://www2.ocn.ne.jp/~central/acce/c.html
一緒に入れておくと銀の変色を抑えることができるとのこと。
これが利くようであれば硫化水素を疑わなくてはいけないですね。
活性炭はある程度有効ですから同梱してみるもの効果があるかも
知れません。
お礼
2004/07/29 19:46
ご教示ありがとうございます。
もう少し質問させてください。
・活性炭が効果ある場合硫化水素を疑うのがよくわかりません。
・硫化水素は銀を変色させるのでしょうか。
化学の世界に疎いもので、よろしくお願いします。
エアマットの素材はポリエチレンで硫黄分は含まれていません。
エアマットの中の気体は普通の空気です。
以下は素人の推定です。
ポリエチレンは気体の透過性が高いので、輸送・保管中に外気を透過させます(気温変化と製品温度変化の差で呼吸)。外気には車の排気ガスに起因する亜硫酸ガスが含まれており、これが包装内に侵入することが先ず考えられます。
また、製品表面では(目に見えるかどうかは別として)気温変化と製品温度変化の差により、結露と蒸発を繰り返しているはずです。
エアマットの○と製品の接触点は結露の蒸発が遅く常に多湿な状態になっているか、毛細管現象のような形で接触点の隙間に結露水が集まってくるか、で結露水に亜硫酸ガスが溶け込み(極めて希薄であっても)希硫酸となる可能性があります。これが局部的変色の素人原因推定です。
対策は、ガーゼのような布で表面を覆い直接接触をさせない、乾燥剤を入れる、銀の長期保管剤(紙状の市販品で腐食性ガスを中和させるとのこと)を入れる、などでしょうか。
お礼
2004/07/29 18:04
ご回答ありがとうございます。
ポリエチレンは硫黄を含んでいない、○内の気体は空気、となるとエアマットが主犯では無いようですねぇ。
メーカーに聞いたら「そんな変色の問題は聞いたことがない」と一蹴されました。
ポリエチレン袋で真空包装も考えたのですが、「気体の透過性が高い」との由。効果無いでしょうか?。
御推定、対策も参考とさせていただきます。
お礼
2004/07/30 09:15
ご教示ありがとうございます。
ガスバリア性フィルム包装って良さそうですね。
参考urlに問い合わせしてみます。