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2004/07/15 18:07
エアバック用コネクタの信号線のノイズ防止に使用されている部品で、フェライトコアという磁器材料でできているものがあります。
このフェライトコアの割れ、欠けの有無を比接触で検査する方式について構造、装置、原理などご存知の方いらっしゃいましたら、教えてください。
試していませんが、このような方法でできるの
ではないかと思います。
基本的には割れや欠けがあればフェライトコアと
しての磁力線を集約する能力(?)に影響が出て
くるものと思います。よってこのフェライトコア
を軸としたコイルを形成しそのコイルの特性を
検知すれば対応可能であると考えます。
具体的には例えばこんな方法。
フェライトコアをしっかりと場所を決めて置きます。
形状がわかりませんが仮に円柱上であれば立てて
おけば良いでしょうか?このフェライトコアが
中心に入るサイズのコイルを用意し、フェライト
コアをすっぽり覆うようにかぶせます。
上から見るとコアを中心に同心円状に電線が
取り囲んでいる状態ですかね。(検知したい条件
によりベストの配置は変わると思います。)
ノイズ除去用のフェライトコアなら中心に穴が
開いてましたっけ?コイルの方を細長く作って
こっちを中に入れるという方法でも可能かな?
この状態でコイルの特性をチェックします。
判定は良品との比較となります。
フェライトコアによる特性の違いが出る項目と
してはインダクタンスですかね?専用の測定器
ですが簡単に測定できると思います。
もしくはインパルス試験機(?)これはコイルに
パルスを印加し、これによって生じる波形を
検知してその減衰量や周波数にて良品との差異
を確認するものです。機械は高価ですが。
ちなみにこれで検出可能かは未検証です。
検知したいレベル、位置決めの精度、測定に使用
するコイルの選定などに左右されるので、割れや
欠けによって変化する特性の方が測定ばらつきよ
りも小さかったりすれば判定は難しいですね。
基本となるデータがまるで無いのでこれ以上は
検討できません。
おそらく相当数のトライアンドエラーになるかと
は思いますので、根性があれば考えてみてくだ
さい。(うまくいかなくても怒らないでね!)
可能なアドバイスとしてはこの程度です。
うまくいけば良いですね。
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お礼
2004/07/16 20:42
さっそくの詳しいご回答ありがとうございます。
検討させていただきます。
また、のちほど結果をご報告いたします。