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締結作業におけるトルクの選択
2023/10/14 09:27
- あるボルトの規定トルク値が30Kから50k(単位なしとします)であったとき、実際に加える軸力は、トルクの最低値、最高値、あるいは中間値のいずれで行うのが最適なのでしょうか。
- 締結作業において、トルクの選択は重要な要素です。ボルトの規定トルク値から最適な軸力を加えるためには、最低値、最高値、あるいは中間値のどれを選ぶべきか検討する必要があります。
- 締結作業において、ボルトの規定トルク値と実際の軸力の関係は重要です。最適な軸力を加えるためには、トルクの最低値、最高値、あるいは中間値を選ぶことが求められます。皆様のご意見とその理由を聞かせてください。
締結作業におけるトルクの選択
2005/07/19 23:58
たびたびお世話になります。
この質問の回答は、夫々の置かれている状況により変化すると思われますが、
皆様どの様にお考えなのかを教えていただければ幸いです。
例えとして、あるボルトの規定トルク値が30Kから50k(単位なしとします)
であったとき、実際に加える軸力は、トルクの最低値、最高値、あるいは中間値のいずれで行うのが最適なのでしょうか。
可能でしたら、皆様のご意見と、その理由についてお教えください。
よろしくお願いいたします。
質問者が選んだベストアンサー
締付によるボルトの破壊を心配するのか、締結時の緩み等を心配するのかで、状況は変わってくると思いますが、通常、ボルトによる締結を行なう場合、
ボルトの規定トルクではなく、締結するのに必要な締付トルクを管理すると思います。
従って、管理するトルクの範囲で、破壊しない強度(定格)のボルトを選定する事になります。
では、管理トルクの範囲のどの辺を狙うかですが、設計上は、概ね中央値であり、上下に許容範囲を持たせているものと思われますので、最低値でも、機能するようにしています。
許容範囲も、ボルトのバラツキ、測定具のバラツキなどを考慮して設定している訳ですから、より安全を目指すなら、中央値狙いが、妥当です。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
当方の会社では特に規定(図面指示)の無い場合はボルトの強度区分を参考にトルクを決定しています。強度区分を満たしているボルトを使用する場合は、指示値の中間より気持ち高い目で締めています。参考になるか解りませんが、どうでしょうか?
お礼
2005/07/20 06:26
深夜にご回答を頂、ありがとうございます。
中間値より気持ち高め、とのことですが、様々なボルトにおいて強度分布がはっきりしない場合などもあると思われますが、そのような場合はどうされているのでしょうか。
お礼
2005/07/20 22:03
素晴らしい回答をありがとうございます。
重要なのは、トルクの値ではなく、必要なトルク範囲で確実に締め付けるということですね。
ご指摘の通り、器差、個人誤差を考慮し、安全を見越して中間狙いにすよう心がけます。
本当にありがとうございました。