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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:酸洗い液の管理方法について)

酸洗い液の管理方法について

2023/10/14 11:18

このQ&Aのポイント
  • 酸洗い液の管理方法について調査した結果、亜鉛鉄合金めっき+三価クロメート処理において黒点不良が多発する原因は細かい切屑の残留だと判明しました。
  • 初工程の脱脂工程の建浴を行っても効果がなかったため、酸洗いの塩酸を建浴したところ問題が解決しました。
  • 酸洗い工程では塩酸の濃度管理を中和滴定で行っていますが、それにもかかわらず黒点不良が発生してしまいました。酸洗い液中の鉄分の含有量を分析し、それを調節する方法が必要です。
※ 以下は、質問の原文です

酸洗い液の管理方法について

2005/06/15 10:27

亜鉛鉄合金めっき+三価クロメート処理において細かい切屑の残留による黒点不良が多発しております。初工程の脱脂工程の建浴を実施しても効果があわられませんでしたので、酸洗いの塩酸を建浴したところ解決しました。酸洗い工程は塩酸の濃度管理を中和滴定にて行っており、規定の濃度を維持しているのにもかかわらず発生してしまいました。ある文献に依れば酸洗いの液中の鉄分の含有量を約16%に維持すれば鉄の溶解能力が最大になることらしいのですがこの意味が良く分かりません。この鉄分の含有量を分析する方法と鉄分の含有量を調節する方法を教えて下さい。

回答 (3件中 1~3件目)

2005/06/29 09:18
回答No.3

>鉄分の含有量を約16%
おそらくこれは、酸洗いではなく、エッチング液とした場合の話でしょう。
めっき前処理として酸洗いであれば、もっと低濃度で更新してやった方が良いでしょう。その方が、排水処理の負担も低減できます。

鉄濃度の分析は、機器分析のほかに重量法も滴定法もありますが、
めっきの現場で適用したいとなれば、排水分析用のパックテストなども
有効でしょう。適度に薄めるとか、中和するなどの前処理は必要かもしれませんが。

>細かい切屑の残留による黒点不良
本来は、これを解決すべき問題ですよね。
酸洗い後の水洗に超音波発振機を組み込むと効果があります。

お礼

2005/07/04 16:05

ご回答ありがとうございました。エッチング液(塩化鉄)の場合でしたら、劣化液に鉄粉を加えて再生するというのを聞いたことあります。今回の場合「めっき作業入門」という書籍に書いてありましたので酸洗いのことかと思ったのですが違うようですね。ありがとうございました。
また、分析の件ですが排水分析用のパックテストを検討してみます。
細かい切屑の件ですが、卓上の超音波洗浄器で洗浄工程前に実施したところ
確かに効果が出ましたので検討してみます。ありがとうございました。

ご回答ありがとうございました。エッチング液(塩化鉄)の場合でしたら、劣化液に鉄粉を加えて再生するというのを聞いたことあります。今回の場合「めっき作業入門」という書籍に書いてありましたので酸洗いのことかと思ったのですが違うようですね。ありがとうございました。
また、分析の件ですが排水分析用のパックテストを検討してみます。
細かい切屑の件ですが、卓上の超音波洗浄器で洗浄工程前に実施したところ
確かに効果が出ましたので検討してみます。ありがとうございました。

ご回答ありがとうございました。エッチング液(塩化鉄)の場合でしたら、劣化液に鉄粉を加えて再生するというのを聞いたことあります。今回の場合「めっき作業入門」という書籍に書いてありましたので酸洗いのことかと思ったのですが違うようですね。ありがとうございました。
また、分析の件ですが排水分析用のパックテストを検討してみます。
細かい切屑の件ですが、卓上の超音波洗浄器で洗浄工程前に実施したところ
確かに効果が出ましたので検討してみます。ありがとうございました。

質問者

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質問する
2005/06/18 00:13
回答No.2

 塩酸に鉄が溶けることによって、金属のエッチングに使用されている塩化鉄が生成するため、ある鉄イオン濃度のときにエッチング能力が最大になるということです。しかし、鉄素材の前処理に使用しているレベルの塩酸濃度では、使用につれて、エッチング能は低下していきます。
 したがって、活性化の塩酸は、多少薄くても、こまめに更新するほうが、品質は安定するようです。
 鉄の分析は、ICPや原子吸光があれば、簡易でできますが、吸光光度でも可能です。これら試験機が無ければ、時間は10分くらいかかりますが、手分析も可能です(あまり低濃度だときついです)。
 また、「細かい切りくず」が原因であれば、加工メーカーと相談されてはいかがでしょうか?古いバイトだとこういう問題がでることがあります。

お礼

2005/06/20 10:36

ご回答ありがとうございました。早速エッチングについてお伺いしたいのですが、酸洗いの新液では塩酸のみで鉄分は0%に近い状態だと思います。生産する中で鉄部品を処理することにより、徐々に鉄イオン濃度が上昇することになると思います。このことは塩酸のみの状態よりも溶液中に塩化第二鉄が存在することにより、よりエッチング効果を高めるということでしょうか?文献による16%とをイメージしますと非常に溶け込んでいる感じがするのですが。そうなりますと建浴時に何らかの方法で鉄イオンを混合させるのでしょうか?また教えて頂きました分析方法についてですがICP、原子吸光、吸光光度の機器がありませんので手分析にて考えております。手分析とは薬液を混合し沈殿した量を重量法で測定するような感じでしょうか?詳細を教えていただきたいのでよろしくお願い致します。切屑の件は、外注メーカーで実施しておりますが1~2mm程度の細かい切屑ですので完全に除去し難い状況にあります。大変恐れ入りますがよろしくお願い致します。

質問者
2005/06/15 10:49
回答No.1

参考ですが、ステンレスなどの不動態化処理(パシベート)の処理液(硝酸)などでは、鉄分(遊離鉄分)が5ミリグラム以下(1リットルあたり)で管理しています。管理基準を超えれば新たに建浴を行います。塩酸での含有量の調節は難しいと思います。分析は各都道府県にある工業試験所で2日程度で分析可能です。1要素あたり2500円と安いです。分析方法は「ICP発光分光分析法」で実施しているようです。参考までに。

すいません単位を間違えました。5ミリグラムではなく5グラム以下が正解です。

お礼

2005/06/15 11:20

早速のご回答ありがとうございました。自社では難しいようですね。一度工業試験場に問い合わせてみます。ありがとうございました。

質問者

お礼をおくりました

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