このQ&Aは役に立ちましたか?
30番のマシニングセンターは時代遅れ?
2023/10/14 16:34
- 最近、機械のサイズが大きくなってきている中、30番の小型マシニングセンターでの加工はまだ充分なキャパシティがあるか悩んでいます。
- 購入を検討している縦型マシニングセンターは、うちの会社の主力である小物の加工には適していると思うのですが、時代遅れなのでしょうか?
- 先輩方にお願いして、30番のマシニングセンターの利点や40番との違いについて教えていただけないでしょうか?
回答 (9件中 6~9件目)
アルミで小径のタップが多いワークは30番のMCで行うと早く加工できます。主軸の質量が軽いので正転、逆転の切り替えが早いです。
低速重切削でなく、少ない切り込み量超高速回転超高速送りをする機械です。切削量が多くないワークの場合動きが速いので結果として40番のMCより早く加工できると思います。
テーブルの上にインデックス、ジグなど250?乗せても超高速で動く機種もあります。何よりも動きの加速度が早いのが特徴です
軽薄短小の時代において時代遅れではなくてその逆ではないかと思います
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
切削量とは、加工ワークの切削する体積です。
どれだけ削るのか?量が多ければBTの大きさが大きい方が有利だからです。
やはり重切削で加工する量と、BT30番で高速加工する量では、時間的にすれば50番が勝ちます。
ですから、トータル的でもあり、ワンパスでもあります。掛け代もBT30番よりも沢山掛けられる50番の方が多くなります。
大は小を兼ねると言いますが、量的には50番が勝っても、BT30番の方が有利な加工もありますので、御間違えなく。
お礼
2005/02/09 20:36
自分、まだまだ勉強がたりませんでした。こんな素人のために時間を割いて頂いて有難うございます。
時間が有ればでよろしいが、テーパーサイズが小さい方が有利な加工はとはどういったことでしょうか?
こんばんわ。
30番の長所は
1、ツールが安い。
2、高回転に向いている(設計しやすい)
3、主軸振動を拾いにくい(サーボモーターが小さい為)
4、機械本体がコンパクトである。
5、ツールセットが楽(ツールが軽いため)
こんな所でしょうか?
短所は重切削ができない事など、長所の反対なことがあげられます。
小物加工で、切削量が小さいのであれば、30番でも問題はないのでしょうか?エンドミルでφ12以下なら30番でも可能、φ16以上φ32以下は40番、それ以上の径の工具をよく使う場合は50番が基準かと思います。
でわでわ
補足
2005/02/09 18:45
切削量についてもう少し詳しく教えて頂ければさいわいであります。
切削料とは加工トータルの量ですか? それともワンパスでの量なのでしょうか・・・?
カケダシ君 さんこんにちは。
私は40番50番しか使った事無いので30番との違いは分かりません。
ワークの大きさじゃなく加工内容だと思います。
例えば荒取りでスロアウエイエンドミルでばりばり削るとか
径の大きいスロアウエイドリルで穴明けをするとスピンドルの出力が
足りない場合があります。
ですから想定した工具の動力がいくらなのかを知りそれに合わせた
機械選びをすれば良いと思います。
そうすれば主軸が何番になるのかは決まってきます。
お礼
2005/02/09 18:42
納得しました。 工具の動力に着目せねばならなかったのですね。ありがとうございます。
お礼
2005/02/14 02:55
勉強になります。 ありがとうございました