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モーターの漏電箇所を見つけるためのテスター操作手順
2023/10/14 19:47
- 設備機器の『漏電』に関して、テスター操作手順が不明瞭で理解できてません。
- モーターのELBが飛ぶという場合、テスター抵抗モードで盤内端子(UVWE)と外部モーター(RSTE)の2箇所で測定します。
- 正常なら抵抗値は無限大、漏電している場合は抵抗値が0~数Ωとなります。テスターを使用して操作手順をご説明します。
漏電箇所発見のためのテスターに操作手順
2006/11/12 00:16
設備機器の『漏電』に関して、テスター操作手順が不明瞭で
理解できてません
盤内では幾つかの動力用回路があります。例えば、モーターだけで考えると
ELB→NFB→MC→盤内端子(UVWE)→外部モーター(RSTE)
ここでモーター用のELBが飛ぶという事は(過電流でない)
手順として、テスター抵抗モードで、盤内端子(UVWE)と外部モーター3.7kw(RSTE)の2箇所で測定しなければと思いますが…(違うかな?)
盤内端子(UVWのどれか)と盤内アースE間での測定と
外部モーター(RSTのどれか)と機械アースE間での測定
このやり方でEと端子間で針を当ててみればいいのですか?
また、追加ですが、正常ならば、抵抗値は無限大、漏電してるなら
抵抗値は0~数Ω(抵抗値小=電気が流れる)と考えていいですか?
低レベルとは思いますが、(メガー、リーカではなく)まずはテスターからで操作手順、また数値など教えて頂きたい。
困っているのでわかりやすくお願いします
回答 (2件中 1~2件目)
測定の手順や合否は既に回答が出ていますので
テスターで測った場合どうなるかを考えてみます。
三相なので最低でも200V回路だと思います。
ELBの動作電流が分かりませんが100mAだと仮定しますと
抵抗値は、200/0.1=2kΩになります。
実際には100mA以下で動作しますから、抵抗値は0~4kΩぐらいになります。
したがって、数Ωとは限りませんので注意が必要です。
また、テスターの電圧は数ボルトですよね。
その辺も考慮に入れてください。
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1 制御盤端子台のUVWとE間の抵抗測定(テスタの抵抗レンジ)
ここで数MΩで正常
もし数Ωなら地絡(漏電とは呼ばない)動力線の被覆が破れてアースと接触
2 絶縁抵抗計(メガテスタ)の500Vレンジで1と同様にUVWとE間
JIS規格で5MΩ以上で正常です
1MΩから5MΩ以下なら多くの場合は水濡れです、
まれにモータコイルの焼損してる場合は絶縁抵抗低下しますが
多くの場合は数Ωから数kΩ位になります
イキナリ最初からメガテスタで測定してもOKです
例えショート状態でもメガテスタは壊れませんし他のどこかが壊れる事もありません
但し、インバータ回路はダメです インバータが壊れる可能性はあります
インバータメーカ発行マニュアルに従ってください
DC250Vレンジでメガテスタすれば多くの場合はそれでもOK
正式な検査手順は↓ここに規定されています
http://www.jisc.go.jp/
規格番号 JISC0704
規格名称 制御機器の絶縁距離・絶縁抵抗及び耐電圧
規格番号 JISC4210
規格名称 一般用低圧三相かご形誘導電動機