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メッキ表面のユズ肌?
2023/09/06 14:55
- 無電解ニッケルメッキの表面が曇って、ユズ肌のようになりました。
- 塗装時に小さいポツポツの孔に塗料が吸い込まれて、目立ってしまいます。
- 最大サイズのパイプの一方向だけがユズ肌になっており、メッキ工程中の作業変化が考えられます。
メッキ表面のユズ肌?
2006/10/16 09:17
無電解ニッケルメッキの表面が、曇ってしまい、ユズ肌のようになりました。
塗装をすると、その小さいポツポツの孔に塗料が吸い込まれて、
非常に目立ってしまいます。
今までは、こんな事は無かったのです。
SPCの板を丸めてパイプにして、冷却用の銅パイプを巻き付け、
隙間に鉛ハンダを盛り付けます。
ハンダ後は、フラックスの酸によりドロドロになります。
それをメッキ業者で洗浄⇒ニッケルメッキ⇒無電解ニッケルメッキ行なってます。
小サイズのものは、今までと同じに綺麗に仕上がりますが、
最大サイズ(36Bパイプ)のものは、
ある方向がユズ肌になります。
フラックスの酸を放置しすぎて表面が腐食した事を疑ったのですが、
それだと、全部のサイズで、全面に満遍なく出ても良いと思います。
一番大きいものの一方向にしか出ないので、
メッキ工程中の作業が変わったのではと考えてます。
一方向とは、
パイプを横倒しにして吊り上げた時に、
下側になるところです。
そこが、ユズ肌になってます。
メッキ業者と話す際に、何も知らないと話にならないので、
ここで、どんな可能性があるのかご教授願えたらと思いました。
よろしくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
鉄+銅+鉛ですか。いやはや、すざましい材質にめっきしていますね。
めっきが今まで問題なかったことの方に感心します。
ユズ肌となるのは、めっきの形状が窪んでいるからで、ピットとかピンホールとか言われる欠陥です。
電気ニッケルめっきが原因なら、電流の集中しやすい突出部に、無電解ニッケルめっきなら、めっき液の攪拌が弱い部分に多発しやすいでしょう。
これらからだと、一方向と言うのがめっき槽の中での製品の向きによって決まりますので、めっき作業での吊り方によって決まります。
こうしためっき中の要因もさることながら、素材と前処理工程の要因が問題ある場合が多いです(経験的に)。
鉛はんだの形状(異物の残り)、フラックスの残りとか。
無電解ニッケルめっき前のニッケルめっきは、密着性向上のためのストライクニッケルめっきだと思いますが、私個人としては鉛が疑わしいですね。
鉛は活性化しにくい金属であり、無電解ニッケルめっきにとって触媒毒になるので。
φ1m×1.5mの外周に巻きつけてある銅パイプに、めっき時下側部分にピットが発生する…という認識でよろしいですか?
巻きつけた銅パイプの隙間には生じていませんか?
めっき中の揺動で防げるとは思いますが、これだけの寸法のものだと重量も結構なものになると思うので、仮置きした時に異物が食い込んだとか。
SPCの内面上側にはピットが生じていませんか?
単に攪拌だけの問題なら、内面上部にも発生しやすいと考えられます。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
まずは、断面観察をおこなってどこからピットが発生しているかを確認してから原因を考えたほうがいいでしょう。
無電解上がりで確認できるなら、それ以前(素材不良含む)。
お話を読んだ限りでは、無電解でのガス吹きが怪しいですね。
可能ならば、めっき時に品物を揺動させてみるのもいいです。
ピットが発生していると思います。
電解ニッケルないし無電解ニッケルでエアー攪拌が不十分だったのではないですかね?
お礼
2006/10/17 08:59
回答ありがとうございます。
ピットは、
吊り下げた時の下側に出るものなのでしょうか?
エアー攪拌は必ず行なうものなのでしょうか?
鍍金槽の下から、泡がブクブクと出てるイメージでしょうか。
目的は、何なのでしょうか?
液が均一に混ぜる為でしょうか、
それとも空気を入れる理由があるのでしょうか?
お礼
2006/10/17 09:59
分かり易い回答、ありがとうございます。
少し前は、銅下後に鉛ハンダ、その後にニッケルメッキだったのです。
ニッケルメッキ業者廃業により、現在の方式となったのです。
現在は、
鉄素材に銅パイプを取り付け、ハンダ盛付け後に、
ニッケルメッキ⇒無電解ニッケルメッキです。
小サイズのものは問題なく、最大のサイズφ1m×1.5mに問題が出ています。
なので、前処理の状態よりも大きいサイズ故の不具合ではと考えてます。
突出部ではないので、恐らくは無電解ニッケルメッキ時で、
槽は四角の箱型で、そこに大きなパイプを横倒しに入れたらば、
最下部は底に近くて攪拌不良になるのでは無いでしょうか?
製品形状からすると、この最下部にピットが出ています。