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45Cシャフトの磁気帯びの原因と対処方法
2023/10/15 01:28
- 45Cシャフトは磁気を帯びることがありますが、その原因と対処方法について解説します。
- 45Cシャフトの磁気帯びの主な原因は40ガウスの磁場に曝されることです。この磁気の影響でシャフトが磁気を帯び、使用できなくなることがあります。
- 磁気帯びを防ぐためには、シャフトを磁場から適切に遮断することが重要です。具体的な対処方法としては、磁気遮断材を使用する、磁場の強さを測定して適切な対策を講じる、シャフトの材質を見直すなどがあります。
45C
2006/04/28 16:42
45Cを使用してシャフトを加工していますが、客先より、磁気を帯びていて使用できないと連絡を受けました。(40ガウス)
磁気を帯びる原因と工程及び対処方法をご教授下さい。
回答 (6件中 1~5件目)
材質、加工方法は違いますが、参考になれば
既に皆様が述べておられるように問題が発生する
工程は各所に存在します
当方の経験では 材質 SPCC プレス加工ですが
加工後製品形状になるとコーナー部に磁気が発生しました
部品が使用される所はCRTモニターのフレームなので
画面が色むらが出るとのクレームでした
物理的な外力により着磁しますのでプレス加工はその最たるものです
地磁気以下に脱磁するのは無理があります
地磁気0.5ガウス前後(関東近県)
但し、実作業を行なう方に脱磁の原理を充分に説明してください
減衰交番磁界で脱磁しましたベルトコンベアで投入して
減衰区間内では部品に手が触れられないようにガードを
付けました(充分な減衰時間を稼ぐため)
実測値 3~4ガウスここまで下げるのも大変でした
他の方法では加熱(キュリー点以上)後、徐冷ですが製品が
酸化することと設備費がかさむ為実施不可能
参考になれば幸いです
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切削工具に磁気が溜まって、被加工材が着磁する。
大きなモーター等の近くとか、磁界の強いところに材料が置かれて、着磁する。
置き場が南北方向になっていると、地球の磁気、地磁気で着磁する。
置き場の鉄枠が、磁気を帯びていて、着磁する。
これらの問題が無い状態が、メーカー、流通過程、貴社で、いつも維持できればいいですが、どこかに問題がある様だと、脱磁器を購入しておくことは必要でないでしょうか。
長尺素材で、磁気を帯びているようですが、その前工程ではどうなのでしょうか。
磁気を帯びた工程を、特定する必要があると思います。
それによって、対策は異なります。
磁気を取ることより、磁気を入れないことが肝要です。
長尺の材料の場合、南北において保管すると、地球の磁場で磁気を帯びる場合もあります。
また、切削時の工具の磁気が影響することも考えられます。
長い構造、または複雑な形状のものでは、簡単に脱磁出来ないこともあります。
まず、素材のどの時点から磁気を帯びているか、調査が必要と思われます。
それによって、対処方法を検討した方が、解決は早いでしょう。
おそらく丸棒だと思いますが、
その状態で磁気は、帯びているのでしょうか?
なければ、加工時の熱によって帯びたと思われます。
tara555さんが仰っている様に、
磁気をぬく脱磁器というものがあります。
お礼
2006/05/01 08:03
ご回答有り難うございます。調査しました、長尺丸棒状態で磁気を帯びていました、但し、過去2年~3年磁気で問題になった事はありません、メーカーでは工程は従来と全く変わっていないとの見解です、脱磁が必要であれば、コストを上げて欲しいと言っています、何とか磁気が今回のみ強く生じた原因を特定できないでしょうか、ご教授下さい。