旋盤の購入について

使用年数が書かれていませんので推測ですが
部分的にベットが摩耗していませんか？
ソレですと摩耗したところにカミソリを合わせて締めても
ソレいがいのところで不都合が生じます。
最悪オーバーホールが必要かもしれませんね

NC旋盤・・・重切削？？の件
一回の切り込みでの切削量でなく単位時間あたりの切粉の排出量で言えば
汎用旋盤とNC旋盤では比較にならないほどNCが勝っていると思います。

こんばんわ(^^)
汎用旋盤に数値制御を導入して、誰でも同じ製品を
製造できるようにしたのがNC旋盤ですね。
私は２～３mmは重切削だと思います。
ですので、NC旋盤で重切削は可能です。
片肉10mmなんて切削は余程特殊な切削だと思いますよ。
しかし森精機から出ている複合NC旋盤はその「10mm」を
スローアウェイチップで実現しています（価格は3千万ほどですが）。
私は大隈8インチチャックのNC旋盤を使用していますが、常用で片肉2.5ｍｍ
送り0.25で荒加工しています（SUS、SS、炭素鋼、SCM鋼など）。
刃物セットなどの段取りも慣れれば早くなります（30分～1時間）。
結局は慣れです。
重切削できるかどうかは刃物台とスピンドルの剛性で決まります。
汎用旋盤でもNC旋盤でも剛性が低い機械では重切削は無理です。

職人と言われる方達がNC旋盤を馬鹿にした見方をするのは、
熟練度または技能度を必要としない、誰でもボタンを押せば
完成品ができる機械と見なしているからです。
しかし材料の状態、材質、形状、加工順序などを見極めながら
実際に使用すると、なかなかどうして難しいものです。
数値制御装置付き旋盤（NC旋盤）の技能技師検定も設けられており、
技術として国に認められている正式な資格です。
まあ、汎用旋盤もNC旋盤も機械構造上やることは同じなんですけどね。

お礼

2006/01/25 15:40

ありがとうございます。汎用旋盤で限界を感じていて（腕と受注単価共）ＮＣが欲しいのですが、仕事の受注量を考えると1000万は怖いです。消極的に考えすぎでしょうか？しかし腕が上がってもやはり汎用旋盤では厳しいような気がします・・・。

質問者

送り台のカミソリの調整はされたのでしょうか？
よほど磨耗したものでもきちんと調整すれば切削抵抗で戻されるようなことはない・・・戻らない程度に渋くする・・・程度にはなります。

一般に、汎用旋盤は剛性が低いので、スローアウェイチップでの重切削は不適切だと考えてください。
もとくんさんの言われるように、切削抵抗の少ないバイトを使うか、切り込み料を減らします。
汎用旋盤での仕上げ加工は、仕上げ前に一度セミファイナル（仮仕上げ）で切削抵抗による撓みを極小に抑えておくと同時に寸法確認すればｈ７精度は十分確保できるはずです。

お礼

2006/01/24 11:27

ありがとうございます。カミソリの調整をしたり台形ネジのバックラッシを少なくする様に調整できるのでやってみましたが、しばらくするとまた元の状態に戻ってしまいます。仕上げ前は切り込み0.3ｍｍ位で削ってマイクロメ－タで計ってから仕上げしてますが、なんせ目盛りが0.05ｍｍなので0.02ｍｍの交差となるとカンになってしまいたまに0.01ｍｍくらい外してしまいます。

質問者

ｈ７程度であればダイヤルゲージを当てて最小仕上げ（径で０．３）で何とかならないですか？

あとよく切れる刃物を使ってますか？スローアウェイチップでは切削抵抗が多きので注意が必要です。
芯押し台も調整すれば直ると思います。

汎用旋盤のように使える旋盤は滝沢鐵工所が出してます。８００万位からだったと思いますが・・・。

重切削とはどのような加工してますか？
わたしも汎用旋盤を使ってますがSUSで切り込みを径１０mm、０．２５送り位を重切削と思ってますが・・・。

ハイスバイトではなく超鋼のロウ付けバイトです、もちろん研いで使用します。多少の熟練が必要でしょうがキリのように難しくありません。
本等に載っている角度を参考にして角が立っていれば削れます。

私の切削法ですが

SUS １００φ×５３Lのワークをφ９０（L＝２５）、φ５０（L＝２５）のボス形状に加工するとして

?全長だし・・・ロウ付けバイト４１－１（Ｐ－２０多分）を使用
切削条件・・・荒・仕上げ４００ｒｐｍ、送り０．１５、切り込み荒１ｍｍ、仕上げ０．５ｍｍ

?外形切削・・・ロウ付けバイトの３９－１（Ｐ－２０多分）を使用
切削条件は・・・荒２００ｒｐｍ、仕上げ４００ｒｐｍ、送り荒０．２０、仕上げ０．１５　切り込み荒　径で５ｍｍ、仕上げ０．５ｍｍ～０．３ｍｍ
１００を９０．６に加工　１００を５０．６に加工（ノギス目）
０．３を試し削り、マイクロではかって残りを仕上げ加工。

今使ってる旋盤には１／１００のバーニヤメモリがついているのですが、他の旋盤ではダイヤルゲージを当ててＸの径を決めてます。

上記の加工をスローアウェイチップを使うと切削抵抗が大きいのか、刃物のが切れないのか送りが止まります。
黒皮や、切断面は刃物の欠損が発生するので４１の刃物のすくいを入れない状態で削ってます。

SSやS45Cなどは上記の回転数を約倍にしてます、また仕上げにはサーメットのチップを使ってます（表面につやを出すため）。私の研いだ刃ではカッターナイフの刃の部分のような面になります（刃物が切れすぎているらしい）。聞いた話では刃物の先端をころすとつやが出るそうですがころしてやると切れなくなるのであきらめてます。

まだ、汎用旋盤歴が１年ほどの若輩者なので諸先輩方の加工方法はとても気になります。

お礼

2006/01/24 11:39

ありがとうございます。重切削とはSUS304で切り込み3ｍｍ、送り0.15くらいだと思ってました。実際これでやると、横送りだけでなく刃物台も逃げてしまいます。刃物はスローアウェイしか使っていません。スローアウェイは良くないのでしょうか？刃物を研いだ事がないのでハイスバイトを使ったことがありません。

質問者