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2007/11/11 05:42
亜鉛代キャストのパ-ツを発注しています。膨れ、他不良が多くて困っています。(類似する質問をこちらhttp://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=159132&event=QE0004にも入れさせていただいています。)
?亜鉛ダイキャストの下地の銅には、ピロ-ト・青化銅・硫酸銅の3種類があり、ピロ-ト・青化銅の下地の場合には光沢がでない代わりにフクレが出づらいと聞きました。光沢が必要な場合には青化銅のうえにダブルニッケルにするとよいということも言われました。現在は,硫酸銅・ニッケッル・クロ-ムをつけています。
青化銅・ニッケル(・ニッケル二度付け)・クロ-ムという仕様と、硫酸銅・ニッケル・クロ-ムでの不良率は実際どれだけ違うのでしょうか?具体的な数値を教えていただけると助かります。
?メッキをする時に、治具と接する部分が焼きついたように白く、もしくは、クロ-ムが載らず下地の銅が出てしまいます。これも、5%前後は必ず出ます。下手をすると全滅近い事もあります。メッキ圧の関係なのか、前処理の関係なのか分かりません。これは、必ず出るものなのでしょうか?
?膨れの表情でダイキャスト起因のものかメッキ起因のものか、素人でもある程度判断はつくでしょうか?
1) 2~3mmの膨れ(場所はまちまち)
2) 同じ部分に集中する膨れ
3) 粉をまぶしたようなザラツキ(同じ部分に集中する場合と、ばらつく時)
4) 2)の症状が激しく集中し、突起物のようなザラツキになっている
2)は型の不具合だと推測できるのですが、他の判断がつきません。同一素材(ロット)で打った物でも出るとき、出ないときがあります。
不良率がとにかく多く、膨れだけで実質平均一割は必ず出ます、他白濁等メッキ不良、打痕などト-タルで2割以上が不良になります。
知識のある方、教えていただけると助かります。
?通常亜鉛ダイカストのうえにめっきする場合は、青化銅からはじめます。
硫酸銅からはじめると、亜鉛が溶けて密着の悪い銅の置換めっきがされてしまいます。
効率の関係上、薄い青化銅をつけて、硫酸銅。
ちなみに、青化銅めっきでも光沢のあるプロセスがあります。
「ピロート」は、「ピロ銅」のことでしょう。ピロリン酸銅めっき浴。
ピロ銅のことは、よくわかりません。
?接点部はめっきがつきにくいです。特にクロムは、接点部にはほとんどつき ません。ただ、ジグ接点の金属部分にめっきがつきすぎて電流が流れにくくなっていることも考えられます。
電気が流れにくい→接点部の電圧上昇→接点部の液温上昇→白くなる
?通常亜鉛ダイカストのふくれは、素材不良でまず間違いなし。
ただ、硫酸銅から始まるとなるとはなしは別。
見た目だけでは難しいですが、経験的に1)2)は素材不良。カッターなどで部分的にはがして皮膜側,素材側がおなじ色(黒や灰色)をしていれば素材~素材間の疑いが強い。
3)決まったところに出るザラなら、前処理で溶けた素材が流れ落ちている可能性があります。
工業試験所などに断面観察を依頼されることをお勧めします。
亜鉛ダイカストは、素材成型から気をつけないとめっきが難しい素材です。前処理も気を使わないとならないし。
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