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2007/05/28 18:33
いつもお世話になっています。
早速ですが皆様教えてください。
皿ばねと皿ばね座金の違いは何なのでしょうか?
用途の違いだけなのでしょうか?
また、皿ばね座金の1種と2種の違いも分かりません。
適用ねじの違いだけなのでしょうか?
例えば、2種(六角穴付きボルト用)を小ねじに使用することは出来るのでしょうか?
しょうか?ばかりで申し訳ありませんが、若輩ものにお力をお貸し下さい。
よろしくお願いいたします。
さらばねと座金用とでは、外径が違ってきます。ネジ用に使う場合、外径に制約がでるので、あまり大きくは出来ません。
それに対してさらばねは、コイルバネのように長いストロークがとれずに、少ないスペースでバネ性を持たしたい場合に用いられるものです。
そのため長手方向のストロークは短く、外径方向に大きくつくってあります。用途がちがうので、さらばねはネジ用には向きません。
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突っ込んで考えたことはないですが
単純に
皿ばね座金・・・・ボルトやナット等の締結用
皿ばね・・・・・・荷重発生用
用途の違いという表現で考えるとモノは同じなのか?
という思考になってしまい、混乱するかもしれませんが
考え方は単純?
皿ばね座金は締結部に挿入し、締結状態を維持するための機械要素。
よって、設計コンセプトとしては皿ばねを密着長までたたんで使うし、
そのばねを伸縮させて使うことを想定していない。
→定荷重(定たわみ量)で性能を発揮するように作られている。
それに対し、通常皿ばねは密着長までたたまないように、
ある伸縮量にて使用することを前提としている。
密着長までたたんで使用する場合は、応力と寿命を検討する必要がある。
(計算したことがないので使えるか分かりませんが)
JISにもたわみ比と荷重比のグラフ上に、使用最大限界が示されて
いますよ。
こんなところではないでしょうか。
閑話休題
皿ばねの断面図書けますか?
小堀設計さんに皿ばねに関した面白い話が載ってます
http://www.kikaikaihatu.com/sekkei/ver2hp230.htm
拘束条件が設定できるCADなら簡単に作図出来るのですが
一筋縄ではいきません
皿ばねに関しては東海ばねさんのHPから関連資料がDLできます
http://www.tokaibane.com/index.html
参考になさってください
*****
> 皿ばねと皿ばね座金の違い
皿バネ座金は、ボルトの緩み防止用に使います。
皿バネは、その特有な非線形特性を使った機構に用います。
もちろん座金としても使えますが、
小さな容積で負荷加重が大きい特性を生かしたものに使う方が多いでしょう。
非線形特性の例では、車のクラッチ加圧バネ。
力を加えると、或る点で、クルッとひっくり返る様にして変形します。
その状態を保持するのに、僅かな力を加えるだけで済みます。
力を抜くと、またクルッと元に戻る不思議な特性があります。
(この特性は、飛び移り 等とも呼びます。)
※1種と2種については、どちらがどうだったか、忘れてしまいました。
手許に資料が無くて、現時点でお手上げ。済まぬ。
鶴屋南木様、回答ありがとうございます。
また質問させていただいてよろしいでしょうか?
皿ばね座金にも非線形特性はあるのですよね?
なぜに皿ばねと皿ばね座金とに分けているのでしょうか?
規格をみると、例えば呼び名"4"で
皿ばね座金1種…重荷重用なし
皿ばね座金2種…重荷重用あり
皿ばね…重荷重用あり
と、皿ばね座金1種には重荷重用がありません。
これは使用される頻度がないからということなのでしょうか?
…考えるとドツボにハマりそうです。
2007/05/28 23:44
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