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2007/05/02 13:58
私の認識を超える事が起きました。
今、六角穴付きプラグの強度評価を行っています。
これに黒染めをしているのですが黒染めをすると破損トルクが30%程度アップしました。こんな事ってあるんでしょうか?
ちなみに
試験方法:製品にプラグを締めこんでいき、破損するトルクを記録
サンプル:10個
破損部位:六角穴のだれ ※全て六角穴だれ
黒染めって確か防錆効果しかなかったような…
防錆効果より外観とちょっと、強度アップのはず
四三酸化鉄皮膜
強アルカリ性の着色剤で、
鉄鋼表面に四三酸化鉄皮膜を生成させ光沢のある
優美な黒色仕上げをする物で、
皮膜は強靱で衝撃や耐摩擦、摩耗等に優れ、
処理温度は100~147℃で、物理的変化を与えることなく
製品の寸法に及ぼす 影響も極めて少ない。
http://www.k-denka.co.jp/technology02.html
破損トルクが30%程度UPするかは謎だが
腐食により、面が粗くなり(凸凹になり)強度がUPしたのかもしれませんね
ちなみに、脱脂したままだと、ちゃんと赤錆が発生します
私はてっきり黒染めの化学作用で母材の表面層が脆化したのかと思っていました。強度がアップしたというより皮膜その他により六角レンチに対してダレが生じにくくなったという感じでしょうか。これもやはり、強度UPでしょうが。より確信に近づくには表面層の組織を見てみるしかないんでしょうね。貴重なご意見、ご情報ありがとうございました。
2007/05/03 11:36
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