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ロックウェルとビッカースの違いと正確な測定結果のズレの原因
2023/10/15 17:41
- ロックウェル(HRC)とビッカースの内部硬度測定結果には差異があります
- ビッカースでの測定結果では平均530位の硬さが出ていますが、ロックウェルでの測定結果では平均49(HRC)となっています
- この差異の原因については明確な答えはありませんが、計測方法や材料の特性などが影響している可能性があります
ロックウェルとビッカースの違い
2007/03/16 15:01
ロックウェル(HRC)で測定すると平均49くらいの物を、ビッカースで内部硬度を測定したら、ビッカース硬さ平均530位になってしまいました。
内部硬度は表層付近から520~530位出ています。
ビッカース硬さをロックウェルCスケールに換算すると52~51(HRC)になってしまいます。
そこで質問なのですが、
?ロックウェルとビッカースどっちが正しいのか
?ズレが生じてしまった原因。
ご存知の方いましたら教えてください。
回答 (2件中 1~2件目)
私もロックウエル・ビッカース共に測定しますが、下記の方がおっしゃるように対辺の長さの読み取り誤差が主要因だと思います。
ところで質問の文章を読むと硬さを測定した位置(深さ)が違うようですがその点はどうでしょうか?
材質や熱処理方法によって違いがありますが、表層と1mm程度の深さでは若干硬さに違いが出ると思います。
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まずは両者でもって標準硬さ試験片を測ることをお奨めします。
ロックウェルは誰が測っても同じでしょうが、ビッカースは対辺の長さを読み取るのに個人差が出ます。
ビッカースは、これに加え、ワークの面粗度、傾きや、測定圧子の損傷などで誤差が出やすいです。ロックウェルで測れるものなら、こちらが確かです。
上記の誤差が無いようなら、ワークの表面と深部で硬さが異なると見るべきでしょう。