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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:細穴への無電解Ni-Pめっき)

細穴への無電解Ni-Pめっき対策について

2023/10/15 19:18

このQ&Aのポイント
  • 細穴への無電解Ni-Pめっき対策について困っています。
  • 現在、鍍金後の内径部に鍍金未着が3%発生しており、内径が細いために空気溜まりが起こり鍍金液が入り込まないと考えられます。
  • ピット防止剤を使用することで、鍍金未着がなくなった結果、細穴へ液が入りやすくなりました。
※ 以下は、質問の原文です

細穴への無電解Ni-Pめっき

2007/02/13 11:43

素材:快削黄銅棒(C3604)
鍍金:無電解Ni-P
形状:内径Φ1.0×5mm Φ1.3×2mm 外径部はΦ3ストレート
外径部はストレート、内径部はΦ1.0とΦ1.3の2段形状になっています。

現在、鍍金後の内径部に鍍金未着が3%ほど発生しており
対策に困っています。
恐らく、内径が細いために空気溜まりが起こり鍍金液が内径に
入り込まない為発生していると思います。鍍金液中で手で上下に
遥動していますが完全にはなくなりません。

細穴に鍍金液を入れる方法、エア溜まりを取る良い方法がありましたら
教えて頂きたく。
宜しくお願いします。

ピット防止剤を使用したところ未着なくなりました。
泡が取れやすくなった事と細穴へ液が入りやすくなったのが
決め手だったようです。ありがとうございました。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2007/02/13 12:31
回答No.1

めっき液の温度を下げてみてはどうでしょうか?
めっき速度を下げてじっくりメッキすればエア溜まりの影響が少なくなるかもしれません。
何℃で作業されているかわかりませんが、5~10℃くらい下げたら良いと思います。
(ラインの流れ上、液温を下げるのは難しいかもしれませんが・・・)

pH調整で速度を下げるのはガス発生が増える可能性があるのでダメかもしれません。

あと、前処理の方は検討されましたでしょうか?
前処理が不完全で中までめっき液が入らない、入ってもメッキが乗らないことが考えられます。
前処理を強くする(温度を上げる、時間を延ばす、揺動、ショッキング)必要があるかもしれません。

できれば無電解ニッケルめっき液メーカーに相談して、不良品の断面を見てもらうと原因が判明しやすいと思います。

ニッケルが析出する際にはガス(水素)が発生します。このガスが溜まってメッキできない場合があります。ゆっくり析出させてガスがいっぺんにたくさん出ないようにしながら、揺動したり、ショッキング(冶具を振動させたり、ガンガンたたいたりすること)でガスを抜きます。
もうひとつ、穴の中は液交換が悪いため、析出が早いとニッケルイオンの供給が追いついていない可能性があります。この場合はニッケル析出が無いのにガスだけが発生してる状況です。結果的にエア溜まりのような形になります。これを避けるためにも、メッキはゆっくりな方が良いのではないかと思います。

また、最初からメッキ液が入っていない場合は、何とかして液を入れる必要があります。めっきが析出した所としてない所の境界では段差ができてエアがさらに抜けづらくなるので、析出初期のうちに揺動、ショッキングで抜かなければなりません。析出中盤以降で抜けたとしてもめっき段差ができますので、不良です。めっき速度が遅ければ、めっき時間が長くなるので、析出初期のうちに抜ける確率が上がります。

最後に、最初からめっき液が入っていない場合は、普通は前処理で対処します。脱脂剤で処理してヌレ性を確保してから処理してみてはどうでしょうか?無電解ニッケルで液的に対応するには、表面張力を下げる添加剤などがあれば試しても良いと思います。

お礼

2007/02/13 13:58

ありがとうございます。
すいませんが、鍍金速度を下げてじっくり鍍金するとエア溜まりの影響が
少なくなる理由が良く分かっていません。エア溜まりがあると液が無いので
速度を遅くしても鍍金はのらないと素人ながらに思ってしまうのですが
教えていただけませんか?

前処理は、塩酸処理を入れて加工後のシミを取るように強くしています。
ショッキングとは何でしょうか?

試作ラインで鍍金温度を下げた評価を頼んで見ます。

めっき液屋さんからピット防止剤を入手しました。
表面張力を下げる効果もあるみたいなので試してみます。
ありがとうございます。

質問者

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その他の回答 (4件中 1~4件目)

2007/02/15 18:40
回答No.4

無電解もバレルめっきを使用します。
ただ、温度が高いので、耐熱性のバレルを使用しなければならないです。
お困りなら一度連絡ください。

2007/02/14 20:18
回答No.3

 その穴は底あるのでしょうね
 条件がはっきりしませんが
 側面から小穴を設けられませんか?
 

お礼

2007/02/15 10:43

ありがとうございます。
製品で内周部に液体が通るので
側面からの小穴はあけられません。

外注先でめっきをしているので条件は詳しく分かりませんが
加工→脱脂→乾燥(弊社)
アルカリ脱脂→酸処理→水洗→酸処理→水洗→Ni-Pめっき→乾燥(外注)
となっています。
めっきは籠に入れて上下に遥動させます。

質問者
2007/02/14 09:23
回答No.2

めっき方法をバレルめっきにしたらどうですか?
バレルで常時攪拌するので、ザルなどで作業するよりはエア抜けが良いと思います。
その時は、バレルに入れる投入量が管理ポイントになります。

また、内径の前処理状態も気になるところです。
前処理が完全でない可能性もあります。

お礼

2007/02/15 12:52

ありがとうございます。
無電解Ni-Pめっきでもバレルめっきすることは
一般的なのでしょうか?初めて聞きました。

ざるなどでやるよりはエア抜けが良さそうですし、作業も
安定しそうです。
試してみます。

質問者

お礼をおくりました

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