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オフセットクランクのトルク計算
2023/10/15 22:19
- オフセットクランクのトルク計算方法を説明します。
- オフセットクランクはクランク回転軸とスライダ中心軸をオフセットさせることで、トルクを減らすことができます。
- 圧力角が変わることでどのようにトルクが変化するかを作図して解説します。
オフセットクランクのトルク計算
2008/11/28 15:11
こんにちは
現在スライダクランク機構でワイヤを切断しています。
(クランク回転半径R60 ロッドエンド長さ160mm 切断負荷力500kgf
負荷時のスライダ位置ストローク117.4mm~120mm)
構成はスライダ中心軸上にクランク回転軸を設置したものです。
現在1500Wモータで273回転で使用しています。
最近クランク回転軸からスライダ中心軸をオフセットするとトルクが減ることを知ったのですが圧力角が変わるのかと思い作図してみたのですがよくわかりません。
どなかオフセットクランクの考え方をご教授お願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
結局、モータ等のエネルギーは、
* 速度が低下すると、力が大きくなります
(モータを減速しますと、トルクが大きくなると同じ)
動力は、F(kgf)×V(m/sec)÷102(定数)=動力 P(kW)
回転物は、2×π×N(rpm)×T(kgf・m)÷(102×60)
N(rpm);回転数、T(kgf・m);トルク
でも求まりますが、T(kgf・m)は、半径(m)×力(kgf)であり、
2×π×半径(m)は円周で、回転数(N)をかけると、
毎分の速度で、60で割ると、毎秒の速度、
F(kgf)×V(m/sec)÷102(定数)=動力 P(kW)
となります。
以上が判れば、力と速度、力の方向(ベクトル)で、簡単に
理解ができると思います。
他の回答者さんの内容も、理解できると思います。
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解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
機構学の本に載っていると思いますが,結果だけ示します。
スライダクランク機構スライダの速度は次の近似式で与えられます。
V=A・ω(sinθ+λ/2・sin2θ) (1)
A:回転リンク長(半径)
θ:回転リンクの回転角(入力角)
ω:回転リンクの角速度(=dθ/dt)
λ=A/B B:スライダリンク
V=dS/dt S:スライダの位置
一方,回転リンクに発生する最大トルクTは
T=FV/ω (2) F:スライダ負荷
オフセットするとスライダリンクの角度を小さくできるので,スライダの
側圧を減じ,(1)式のθを小さく取ると同様の効果が得られるためスライダの
速度Vを減じ,結果として(2)式のトルクTを減らすことができます。
厳密な解析はかなり複雑なので,本等で勉強して下さい。
お礼
2008/11/28 18:33
早速の回答ありがとうございます。
勉強してみます。
お礼
2008/12/03 08:21
ご回答ありがとうございます。
今まで何となくトルク計算していましたが
勉強しなおしてみます。