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全光線透過率と可視光線透過率の違い
2023/10/16 00:28
- 全光線透過率とは、全ての光の波長における透過率のことであり、可視光線透過率は人間の目に見える範囲の波長の光の透過率を指します。
- 全光線透過率は、紫外線や赤外線などの可視光線以外の光も含めた透過率を測定します。
- 一方、可視光線透過率は紫外線や赤外線を除いた、人間の目に見える光の透過率を示します。
全光線透過率と可視光線透過率の違い
2008/10/21 11:08
上記の違いについてネットでも様々調べてみましたが、よくわかりません。
具体的に何が違うのかお教えいただけないでしょうか?
回答 (4件中 1~4件目)
それぞれJISに規定があり、測定の目的が少し異なります。
全光線透過率は反射、散乱を考慮した光線透過率です。入射光には可視光線や紫外線を使用し、透過した光を積分球で集めて測定します。主に材料を通して明るさがどのように伝わるかを調べる目的ではないでしょうか。
可視光線透過率は分光光度計を用いて可視光領域の透過率を測定するものです。反射、散乱は考慮せず平行光線で測定するので、反射、散乱が多い場合は低い数値になります。明るさよりも視認性を調べる目的で、カラーフィルム、スモークフィルムなどについて測定することが多いようです。
それぞれの%の求め方はJISで調べて下さい。該当するJISも用途ごとにいくつかあると思いますが。
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私も補足を
光の短い波長は紫外線もっと短いものはX線ガンマ線など
X線(レントゲン)は人体も通過します。
1の方の通りで
もう少し補足すると
おおよそ400nm以下は紫外線
おおよそ800nm以上は赤外線です
紫外線と赤外線の間が可視光で
紫外線と赤外線を含めた光線を全光線といいます
予断として更に両外の領域を含めて
電磁波といいます
可視光とは一般的に400~700nmの波長帯を指します。
それ以外の波長の光は人間の眼には見えません。
全光に比較しますとごく一部です。
「全光」といっても範囲があるのでしょうが、可視光よりは
大きな範囲を指しているのだと思います。