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2008/09/19 16:54
今度新しくマシニングを入れることになりました。
我が社では昔から剛性に強い50番テーパのツールを使用しておりました。
しかし今度のマシニングですが、わけあって40番テーパでの導入になり、少し現場では戸惑いが出ています。
現場の物は全員50番テーパのツールしか使用したことが無く、40番テーパの機械は初めてです。もちろん主軸高速回転 送り高速も・・・。
今までは多少無理はさせても、縦型フライスでばりばり切削していたので その使い方が出来ないのでは、どうしたら良いか困惑しています。
そこで皆様に40番テーパの機械加工は50番と比べると どのような注意が必要だとか、些細なことでもかまいませんので、記述お願いします。
ちなみに主な加工材料は鉄で G040F HPM7などもよく使います。
要するに、50番の機械ほど力や剛性が無く、
今までほど切込量が大きくできず、大径の工具が使えない、というくらいで、
あとは何が違うという事も無いんじゃないかと思います.
その代わり、50番よりは回転の立ち上がりが鋭くなりますし、
小径の工具ではより高回転で使えるハズです.
仮に主軸が1万回転まで対応しているからと言って、
例えばφ40の工具を1万回転で使える訳じゃないですし、
工具の回転バランスなど細かい事を気にせず使えるのは、
せいぜい4?5千回転までだと思います.
クルマのエンジンと一緒で、そこまで回せるからと言って、
そこまで回す必要というのは無い訳でして、
今までよりもちょっと華奢な、でも幾らかすばしっこい機械だと思えば、
後は基本に立ち返って考えるだけでとくに問題は無いと思います.
40番の機械は、30番に比べればまだ力も剛性もあり、
30番よりは“バリバリ”削れる方です.
返信ありがとうございます。
>30番よりは“バリバリ”削れる方です.
この感覚を自分で探っていきたいとおもいます。
その過程で主軸痛めなきゃいいけど…
臆病になりすぎかな?
2008/09/20 10:50
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こんにちは。
弊社ではBT30・BT40・BT50・HSK-A63と様々な主軸を使用して日夜ブリブリ削っています。私が入社した15年前はBT40番が弊社の主力でした。しかし、加工物が手のひらサイズから400kgの固まりと、幅広くなってきました。なので上記のような設備になってしまったのですが、最近ではBT30番とBT50番が非常に有効と考えています。最近のBT30番ですが非常に切削動力も機械剛性もありBT40番と遜色ないところまで来ていると感じています(但し、切削工法・使用工具径には制約が出てきますが)。BT50番も主軸回転数がオプションではありますが15.000回転も選べますし、8.000回転も回ればアルミ加工でM3の下穴でも工具メ-カ-のカタログ条件に対応出来ます。ですので、個人的にはBT40番は「ブリブリ削りはしないが、そこそこ小径の加工が出来て大きなワ-クに対応する」為ではないかと考えますが。注意点は、大径工具が使用できないこと、軸方向の切削量でしょうか。BT40番とBT50番は主軸剛性だけでは語れません。フレ-ム自体が全く別物と考えられた方が良いでしょう。被削材のクランプ力を上げて、主軸剛性も許容出来てもテ-ブルの送り分力が耐えれるかどうかです。これらを考慮する必要があると考えます。
話が長くなりすみません。
返信ありがとうございます。
様々な設備をお持ちの方の意見とても貴重です^^
>被削材のクランプ力でのどれだけ送りが耐えられるか
その通りだと思います。
問題は主軸剛性だけでないことも分かりました。
2008/09/20 10:56
回答1です。
うちの機械は、40φのスローアウェイカッターで
10000回転で、アルミを削れます。
10000回転出る意味が有ります。
4000~位で充分と、言う様な意見がありますが
最高回転が10000の機械は10000まで使えるんです。
そうでなければ、10000の意味が無い。
バランスうんぬん言ってますが、出てなければ回りません。
メーカーは、ちゃんと考えて、製造しています。
振動なんて、それ程大きくありません。
ツールメーカーも、同様。
キタムラ機械の、マイセンターです。
良い機械ですよ。
返信ありがとうございます。
今度の機会は12000回転まで出るみたいなので、高速というものを体験してみたいと思います^^;
2008/09/20 10:52
私個人的に思っている
50→40化のデメリットは、一番大きなところは当然ですが、
大径工具が掴めないということですかね
それ以外では、ボーリング、一部フライスでは 加工面のビビリが出やすくなりますが、ほとんど切削条件、クランプ状態の改善で何とかなる場合が多いです。
被削材が鉄であれば、ほとんど最高回転数のメリットはありません。
立ち上がりの問題も無いに等しいでしょう
もし、影響がでるような小径加工 Φ10以下とかを使っているのであればそもそも50番を使う必要はないでしょうね
#50→#40は大企業ではもう常識になっています。
むしろ積極的に#50を買う企業は非常にすくないと思います。
標準的な企業ですが、
新型の#50の開発も遅れていると聞きますし、
#40を買うことは私は良い判断だと思います。
私も含めて、デメリットを聞きたがる傾向が強いですが、
#40のメリット 設備サイズが小さい、ホルダーが安い、部品納期が早い
といい面をもっと見ましょう
返信ありがとうございます。
>むしろ積極的に#50を買う企業は非常にすくないと思います。
そうなんですね。
むしろこれをよい機会と思い、新しいチェレンジと考えます^^
2008/09/20 10:58
>どうしたら良いか困惑しています。
マイナス思考で考えれば文句も付けたくなる気持ちは分ります。
でも、新しい機械が使えるチャンスが来たと考えて見ては如何ですか。
高速回転・高送り が出来る機械なら刃物の選定の幅が広がりますね。
今まで使った事の無い刃物を試すチャンスですよ。
「KIYOHIKO 」さんの回答の通り、私も
それなりに、使ってみては如何でしょう。
返信ありがとうございます。
マイナス思考では何も始まりませんよね^^
新しい刃物など、楽しんで仕事に励むことにします。
2008/09/20 10:48
機械のメーカーにもよりますが、
主軸のトルクの問題でしょう。
スピンドルモーターでは、80ニュートン位しか出ませんが、
ギア駆動の機械でしたら、180ニュートン位出ます。
うちでは、ギア駆動の主軸の機械ですので、低速側で、鋳物、
SUS,45Cを削り、高速側で、アルミを加工しています。
最高回転は10000です。
トルクが無いと、大きな径の工具は、使えません。
それなりに、使ってみては如何でしょう。
返信ありがとうございます。
それなりに使ってみて、自分の感覚で探っていきたいと思います^^
2008/09/20 10:47
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