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アルミダイカストの材料にA5052(52S)は使用可能か?
2023/10/16 03:30
- アルミダイカストの材料にA5052(52S)を使用した場合の可能性とデメリットを解説します
- A5052(52S)とADC6の成分比較を行い、鋳造物における違いについて説明します
- A5052(52S)を使用することによるアルミダイカストの特性や注意点について解説します
アルミダイカストの材料にADC6の代わりにA50…
2008/08/27 19:27
アルミダイカストの材料にADC6の代わりにA5052(52S)が使用可能か?
アルミダイカストの材料にADC6のインゴットを使用しています。
廃材で52Sの板材があるのですが、これをADC6の代わり、もしくは混ぜて溶かして鋳造することは可能でしょうか?
また、もし可能なら鋳造物にどんなデメリットが発生する恐れがありますか?
JIS規格上の成分は調べた結果以下のようになりました。
成分表 [%]
A5052 ADC6
-----------------------------
Si 0.25 1.0以下
Fe 0.4 0.8以下
Cu 0.1 0.1以下
Mg 2.2-2.8 2.5-4.0
Mn 0.1 0.4-0.6
Zn 0.1 0.4以下
Cr 0.15-0.35 ---
Ni --- 0.1以下
Sn --- 0.1以下
Al 残部 残部
質問者が選んだベストアンサー
何に使用するか、何故ADC6を選択したのか、材料の物性に対する
製品のマージンは何%なのか?
で、変わってくるのではないでしょうか?
鋳造性も変わってくると思います。
以下は、関連資料です。
http://www.nc-net.or.jp/kouza/mekki/006e.html
http://www.kobelco.co.jp/alcu/technical/almi/1173956_2230.html
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お礼
2008/10/15 19:38
返答遅くなってすみません。
ありがとうございました。
ADC6の使用理由は鋳造性を落としてでも製品の耐食性と機械加工性をあげたものを作るためと考えらえます。
製品マージンははっきり解りませんが、現在条件を変え実験的に鋳造を行って製品の出来を検査しています。