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サーボモータの回生抵抗についてのおすすめと注意点
2023/10/16 07:33
- サーボモータの回生抵抗は、工場設備の設計において重要な要素です。回生電力に対し使用する抵抗器の選定や設置場所など、注意点を解説します。
- サーボモータメーカの資料では、回生電力に対して抵抗器を3倍や4倍など、使用率20%を基準としています。しかし、抵抗器のカタログには定格の100%での使用温度が記載されています。
- サーボモータの回生抵抗を使用する際には、火傷防止のためにガードを付ける、電線の耐熱温度を上げるなどの対策が必要です。また、熱変形による疲労断線に注意が必要です。抵抗器のカタログに記載されている外気温や配列による定格低減率も考慮してください。
サーボモータの回生抵抗
2008/06/13 17:17
サーボモータを使った工場設備の設計をしています。
サーボモータの回生抵抗について教えて下さい。
回生電力に対し使用する抵抗器のW数は、3倍とか4倍とか、サーボモータメーカの資料では使用率20%(ということは5倍)としていますが、抵抗器のカタログを見ると定格の100%で温度が250°Cとか300°Cになっています。
そこで、火傷しないようにガードを付けるとか、接続する電線の耐熱温度を上げるとかすれば、ほぼ定格で使っても良いのでしょうか。
熱変形による疲労断線で寿命が縮むとかあるのでしょうか。
(抵抗器カタログに記載の外気温や配列による定格低減率は考慮するとしてです。)
質問者が選んだベストアンサー
抵抗器のSPECの例を眺めると
使用温度範囲-55~+250℃
定格電力250W(@+25℃)
ですが、環境性能について
高温露出 無負荷+150℃ 1000H
負荷寿命 定格電力、@+25℃ 1000H
となっています。
つまり1000Hは保証するが、超えては保証できない、と読めます。
従って、機器の設計寿命が10000Hだとすると、アレニウス則を目安にするなりしてでも、温度を下げるのがやはり妥当ではないかと思います。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
要求される信頼性次第だと思います。抵抗に限らず熱による寿命の低下は
アレニウスの経験則によります。大体、温度が8~10℃上昇するごとに
寿命は半分になります。なので、できるだけ低い温度で使うのがミソです。
温度が100℃下がると2^(100/10) = 1024 つまり寿命は1000倍になる計算
です。ここまで経験則がぴったり当てはまるかどうかは知りませんが
計算上はこうなります。
自宅で100Wの白熱電球を2個直列につないで点灯させているのですが、これは
40Wくらいの明るさしかないけれど、もう10年以上切れていません。
電力効率はともかく、蛍光灯より長持ちしています。
抵抗は一般的に定格電力の1/4の電力で使え、などと言われます。条件に
よるのでこれはかなり乱暴な表現ですが、ディレイティングの目安として
これを守るとまずは安心です。
お礼
2008/06/13 18:38
10年ですか、すごいですね。
大変興味深いお話しありがとうございます。
やっぱり、優しく使わないといけないのですね。
そう思って50%くらいで耐熱電線使って組んだら、文字通り火を噴きそうなくらい発熱しました(^_^;)
25%で、離陸するんじゃないかってくらい強制空冷して、なんとか…
お礼
2008/06/13 18:29
早速のご回答ありがとうございます。
やはり同じようなことを考える方がいらっしゃるのですね。
貴重な体験談ありがとうございました。
お礼
2008/06/13 18:32
なにやら知らないことで、勉強します。
ありがとうございました。