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メッキ銅表面の防錆剤の反応について
2023/10/16 07:33
- メッキ銅表面の防錆剤の反応について簡単に説明します。
- 防錆剤として使用されるBTAは、銅表面と化学反応を起こし、防錆効果を発揮します。
- 防錆剤の反応により、銅表面が保護され、錆の発生を抑制する効果があります。
メッキ銅表面の防錆剤について
2008/06/13 11:51
防錆剤の反応(例えばBTA)は、銅表面とどのように反応するのでしょうか?
どなたか、簡単な説明していただければ幸いです。
回答 (2件中 1~2件目)
No.1です。
>なぜ、BTAはCuイオンと仲良く結合し、化合物を生成するのでしょうか?
すみません、なぜかはわかりません。
キレート剤というものがありますが、キレートは通常の結合よりも強い結合をします。
そのような作用が働いているのかもしれません。
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こんにちは
スリーボンド様のテクニカルニュースに下記のような記事がございます。
参考にして下さい。図は参考URLの4ページに載っております。
スリーボンドテクニカルニュース(気化性防錆剤)より引用
銅及び銅合金用
銅及び銅合金用のBTA やTTA などの腐食抑制機構は単
なる吸着や錯化合物皮膜の形成によるものではなく次の
ように反応して、ベンゾトリアゾール銅塩(Cu・BTA)の
皮膜形成によるものと思考されます。
Cu+1/2O2+2C6H4N2・NH (C6H4N2・N)2・Cu+H2O
一方、銅のイオン状態により図-4、図-5に示すよ
うなポリマー状化合物を形成しています。
図-4、図-5に示すような保護皮膜の厚さは50Åか
ら2000Å程度あり、単なるCu・BTA の皮膜だけでなく、
Cu2O およびCu・BTA からなる多重皮膜です。
お礼
2008/06/13 17:18
ご回答、誠に有難うございます。
つまり、銅表面でCu酸化膜が形成された上に、BTAがCuイオンとポリマー状に結合するため、安定な防錆効果があるわけですね。
では、もう少しつっこんで…
なぜ、BTAはCuイオンと仲良く結合し、化合物を生成するのでしょうか?
やはり、BTA分子内にある窒素や炭素、酸素といった原子とCuイオンが吸着しやすいためなのでしょうか?
もし、お解かりになるのでしたら、ご回答願います。