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2008/06/07 19:02
ピローを固定する際に、ロッキング・ナールド・カップポイントをしたいのですが、
軸をもんでおいた方が良いのでしょうか?
下記の3通りの方法で考えています。
セットの穴は120°で2箇所で、M8
1.ピロ-の位置を決めて、M8より小さいドリルでもむ
2.ピローの位置を決めて、一旦取外して、M8より大きいドリルでもむ
3.もまないでトックタイトで締める
運転は間欠運転で、回転速度10rpm、回転方向が一定時間で正逆交代です。
ベアリングメーカのカタログ等を探したのですが、どの方法が一番良いか、判断できませんでした。
どんな根拠で、どの方法が最適か御教授願います。
現場での取付け作業時の経験で申しますと、私は 1. の方法が多いですね。
先端部がギザギザ付のタイプは傷が付いて、そのままだと軸が抜きづらい。
確かに弛み止めの効果は有りそうですが。
分解の可能性がある時はあまり使いません。
●位置決め優先の止め方
2ケ所止めの場合は1ヵ所固定して揉み付けます。
出来るなら先端 90度に研磨したドリルを使い、
先端90度の尖ったホーローボルトを入れて、めねじ長に余裕があれば
短いホーローを弛み止めに入れます(ピローは無理かな)
●組付け作業性優先の止め方
工場で製作時はあらかじめ、軸側にフラット面を加工して止めます。
この場合は軸の前後微調整が必要な時に使います。
一般的にはこれが多い。(ナールド・カップポイントも使えます)
通常なら 1. 2.どちらでも問題無いと思います。
組付けや分解の必要性を考慮して決定すべきです。
この場合、交換の事を考えると私はロックタイトは使いません。
本当に一般的なのは、●組付け作業性優先の止め方 です。
私が 1.のやり方が多いのは現場での修理が多いからです。
ナールド・カップポイントは弊社でも使いますが、軸が柔らかいと
食い込むけども抜けにくくなります。
客先指定の品物ですがΦ10焼入れピンの固定でM8ナールド・カップポイントを使います。
Φ10焼入れピンで120度でΦ7の揉み付け指定です。
長年それで問題無いとの事・・・言われた通り製作しています。
起動トルクに気を付けて選定してください。
アドバイス有難うございます。
やはり1が一般的なのですね。
1の場合で問題となっていたのが、ドリルの先端と
ボルトの先端の角度が異なるから小さい穴径でもんでも、
止まりにくいということでした。
ドリルの先端をセットボルトと同じ形状にしてみます。
2008/06/09 10:05
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