SS400の事を「鉄」と呼ぶのは正しいのでしょう…

Question

SS400の事を「鉄」と呼ぶのは正しいのでしょうか？

少し調べたのですが、結論から言うと正しくないと思いました。

鉄単体では存在しないらしいです。

要するに、鉄ではなく鋼。鉄合金だとありました。

皆さんの会社では、SS400のことを「鉄」と呼んでいますか？

またSS400は、鉄と解釈してもいいのでしょうか？

よろしくお願いします。

Answer

ＳＳ４００を『鉄』と呼ぶのは誤りではありません。
子供の認識と一緒で磁石でくっつくのを『鉄』と呼ぶのと同じです。
正式にはＳＳ４００、Ｓ４５Ｃ等々をしっかり明確にしないとトラブルの原因になりますので注意して下さい。

Answer

回答（５）の方が言っている様に、使い方です。

鉄、アルミ、銅と材質を大まかに表現するか、
＊ 鉄を、鉄鋼、鋼、軟鋼、SS400と材質表記
＊ アルミを、ジュラルミン、A5052と材質表記
＊ 銅を、色物と表現したり（SS400を鉄と表現する位大まかな表現）
等々で、逆から考えても？？？？となります。

鉄鋼や軟鋼で良いのでは？

Answer

「SS４００」を鉄と呼ぶのはスポーツカーやトラック、ライトバンを「車」と呼んでいるような物です。
他に該当する素材の物が無ければ「鉄」でも良いと思いますが、該当する素材が複数ある場合は「SS400」や「S45C」などの素材名で呼んだほうが間違いないと思います。
場合によっては、素材名だけではなくて鋼材メーカーの商品名まで必要な場合もあるくらいです（非常に稀なケースですが会社によってはそこまでこだわります。）

Answer

部品メーカーの生産技術に在籍するものです。
理屈から言えば鋼、軟鋼などになるのでしょうが、
私の会社の場合、図面にはＳＳ400やＳ45Ｃなどと記入してあっても
鉄と総称しております。設計部署以外ではそこまで細かく説明や
話をしてもしょうがないという面もあり、
鉄（ＳＳや45Ｃ等）、焼入れをした鉄、鋳物（鋳鉄）、樹脂　
の4種くらいで話をします。

Answer

純粋技術論では無くて一般論でなら（一般の定義は材料技術者では無い人の）

軟鋼も硬鋼も軟鉄も鋼鉄も更には鋳物まで含めて「鉄」
何故なら見た目で判別不能だから

ＳＳ４００とＳ４５Ｃと一目見ただけで判別出来る人ならそれらを区別するでしょうけれど
鋳物は鋳肌から判別可能では有るが、全面機械加工されていても判別可能だろうか？
更に、所謂ホットプレス品と鋳物も部外者には判別不能
http://www.nagai-giken.com/snonfm14.html

ステンレスは普通はピカピカに磨いてるから素人でも分かるのでただ単に「ステン」
http://www.steel.co.jp/html/oshiet.top.htm
http://www.coguchi.com/

アルミとアルミ合金とジュラルミンの違いも部外者には判別不能なので
それら全てひっくるめてアルミ
3億円で有名になったジュラルミンケースとは呼ぶが、何故かアルミケースとは呼ばないけれど
小型の箱体は普通はアルミ箱、　ジュラルミン箱とは呼ばない
http://www.alumi-world.jp/ita/1103c01a.html

銅合金はただ単に見た目の色で真鍮か青銅か分けるだけで
不明なら単に「銅」わざわざ銅合金とは呼ばない
銅像とは呼ぶが青銅像とは呼ばない
http://www.atomlt.com/kanamono_sc/sc04/sc04_04.html

マグネシューム合金も亜鉛合金もチタン合金もやはり
わざわざ「合金」を付けて呼ぶ事は無い

SS400の事を「鉄」と呼ぶのは正しいのでしょうか？