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焼きなましの設備がない場合、ガスバーナーで焼くことは可能か?
2023/10/16 11:34
- 焼きなましの設備がない場合、工場での焼きなましはできるのか検証しています。
- SUS304とSS400を溶接した製品について、ガスバーナーでの焼きなまし方法について考えます。
- 量産品ではない試作品の場合、バーベキューセットを使用して焼きなましを行うことも有効な手段です。
焼きなまししたいのですが工場には焼きなましの設備…
2008/04/05 18:47
焼きなまししたいのですが工場には焼きなましの設備はありません。できるでしょうか?
図面に「溶接後、焼きなましにより内部応力除去後、機械加工」と書きたいのですが、工場には焼きなましの設備はありません。製品はt30×100×200位で、SUS304とSS400を溶接したものです。
ガスバーナーであぶって空冷すればよいのでしょうか?500℃位まで温度を上げる必要があるようですが、温度計測機械無しで分かるでしょうか?
量産品ではなく試作品です。バーベキューセットで炭火で赤くなるまで焼いて、ゆっくりさませば良いでしょうか?
回答 (10件中 1~5件目)
この異種材の経験はありませんが、問題は溶接部がどのような常態か、つまり溶接棒は何を使用しているかによって、少し考え方を変えなければいけないと思います。あまりシビアーなことを考えなければ、SUS304ですから鋭敏化領域(450℃~850℃くらい)を避けて400℃くらいで数時間加熱して徐冷でいいと思うのですが・・・
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大昔の鍛冶屋さんなら
炭火であぶってから灰の中で1日置くなんて事もありましたが
現在は灰を集めるのも大変ですね。
でも試作段階でこんな事していたて客先に言えますか?(後のトラブルが怖い)
試験段階で留めておいた方が良いのでは?
試作品と言うことで・・・
形状や用途がわかりませんし大きな力のかかる物かどうかも判断つきませんが、
内部応力により加工精度に影響ないと考えられる(公差内に仕上げられる)なら
客先に了解を取り焼きなまししないようにしたいと思います
応力除去するためには部品全体の温度を均一にした後
温度を均一に保ったまま徐冷する必要があるはずです。
空冷では表面のみ先に冷えてしまい、内部と状態が
不均一になるので応力は除去されません。
焼きなまし専用の炉を持っている業者に委託されるべきだと
思います。
以前、音叉メーカーは自社で溶接後の焼鈍しをしているのを見たことがある。
その時は、炭火での加熱でやっていましたが、それでも、十分なようでした。
内部応力除去ならば脆性温度を避ける意味からも温度測定はかなり重要と思う
現代の技術ならばスピードガンタイプの温度計測器もあるようです。。。
問題は量産品なのか、またコストの面でペイするものなのかということなのか