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2008/03/24 11:16
SWCH12Aで浸炭焼入した後のベーキング処理について
こちらは材料は鉄でSWCH16A,18Aを通常扱っていまして、
客先よりSWCH12Aで浸炭焼入してほしいと依頼がありました。
M8の段ビスで段のところの強度の関係とのことなんですが...。
そこで質問なんですが、SWCH12Aで浸炭焼入してその後めっき(3価クロメート)するときに、ベーキング処理は可能ですか?
こちらではSWCH12Aは通常焼入しません。
今回このような処理は、はじめてなので質問しました。
すいませんが、アドバイスよろしくお願い致します。
都さんへ
まず、なぜベーキング処理が必要か?ということですが、通常熱処理を
した炭素鋼の中には水素が発生します。この水素が厄介でほっておくと
炭素鋼の組成を壊す原因になります。つまり悪さするのです。そのために
熱処理をした材料にメッキをする際、ベーキング(水素除去)を施します。
水素が発生するメカニズムに関しては、詳しくは判りませんが、
熱処理した材料をメッキする時は、ベーキング処理がつきもの、と私は解釈しています。
ちなみに、メッキ屋に持ち込む時に、前工程が浸炭と言っておき、ベーキングしてね!でメッキ屋さんには充分意味が伝わります。
参考になりましたか?
ちなみにSWCH(ヘッダー材)を浸炭後、ベーキングは普通です。
たーのパパさんへ
ご回答ありがとうございます。
私もたーのパパさんと同じ意見です。
熱処理後めっきするときはベーキング処理をするものと思います。
今回ちょっと自信がなかったので、質問しました。
お礼が大変遅くなりましてすいませんでした。
2008/04/09 16:32
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