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苛性ソーダによる塩酸の中和方法とPHの変化について
2023/10/16 12:33
- 製造業で使用するPH1未満の塩酸を廃液処理する際に、苛性ソーダを使用して中和しています。しかし、中和完了後にPHが再び酸性に変化してしまいます。
- 中和後の中和液のPHが12時間経つと再び酸性に変化してしまいます。中和液中のPH6.8未満でブザーが鳴るため、作業者が定期的に苛性ソーダを加えて対応しています。
- 中和後のPHの変化の原因を特定できておらず、中和熱や他の要因が影響している可能性があります。知見のある方がいれば、アドバイスをいただきたいと思っています。
苛性ソーダによる塩酸の中和について。
2008/03/20 00:38
はじめまして。
製造業に従事している者です。
製造に使用したPH1未満の塩酸を
廃液処理のため
顆粒の苛性ソーダを使用して中和しています。
一度に30L程度中和しているのですが
中和完了後、PHが7.5程度だった中和液が
12h程度経つとPHが6.8程度まで酸性よりになってしまいます。
攪拌は十分だと思います。
現在中和している水槽にはPHメーターが付いていて
PH6.8を切るとブザーがなり、
随時作業者が苛性ソーダを加えて対応している状態です。
非定常作業ですので早くあるべき姿に戻したいです。
ph計を疑ったり、
中和熱によるものなのかと考えているのですが
お恥ずかしい話時間がなく全く検討できていません。
中和後でも何かの要因で放置するとPHが変化するなどの
知見をお持ちの方がいればぜひお知恵をお借りしたいところです。
よろしくお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
6.8なら大気中の炭酸ガスが吸収されるためです。
私は中和に顆粒の苛性ソーダより、安全、環境から重曹を使っていました。
一度の加えると泡の処理が大変ですが、お手軽です。
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顆粒の苛性ソーダはPHコントロールが難しいと聞いてます。
投入直後はPHが上がらず、一定時間で一気に上がりその後
5時間程度で落ち着きます。(温度にもよりますが・・・)
確かに顆粒の方が取り扱いもよいのですが、PHをコントロール
するのであれば、液体の方が良いのですが・・・
又、顆粒の場合温度を上げると溶けやすいのですが、塩酸の温度を
上げると恐ろしい事になるのでよほどの注意が必要となるでしょう。
PH計は水槽のどこについているのか分かりませんが、水槽のある1点を
計っているのでやはり時間が経てばPHが0.5位は変化があっても
おかしくは無いと思います。
参考になるかは分かりませんが・・・・
お礼
2008/03/22 00:35
仕事人間様
お忙しいところご回答頂きまして
ほんとうにありがとうございます。
安定させるにはある一定以上時間が必要なんですね。
ビーカー実験レベルで
中和後の時間でのph変化を見る必要があるのかなと
思っています。
なおかつ液体の苛性ソーダで試してみようと思います。
貴重なご回答ありがとうございます。