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見積もりの詳細内訳は開示しなくてはならないのでし…
2008/03/11 00:30
見積もりの詳細内訳は開示しなくてはならないのでしょうか?
知り合いの受託加工業者からの相談です。
取引先の大手企業の購買担当者から見積もりの詳細内容を開示して欲しいとのことです。
その業者はエッチング業者です。
見積もり詳細内容とは下記です。
・材料費(材料名、材質・寸法、正味量、所要量)
・時間工賃(工程・手順、加工内容(含む、使用設備)、所要時間、時間単価)
材料名、材質の記載は当然のこととして納得できるのですが、
仕様材料寸法の開示は各社の企業秘密
(材料寸法が分かってしまうと、材料からの製品面付け数が分かってしまう)
プレス・切削加工と違って、金属を薬液で溶かすため正味量、所要量を算出することは非常に難しい。
(金属は薬液に溶けているため、目に見えなくなってしまっている)
時間工賃は、製作工程が結構多いため使用設備は多く、
所要時間、時間単価は一概に算出することが非常に難しい。
このように、詳細を開示することは非常に難しいです。
使用材料寸法・面付け数等から積算単価を算出して見積もりをしているとのことです。
あまりにも見積もり詳細内容を開示してしまうと、
ここが高いとか途中の工程単価を削減しろとか要求されそうで、
利益確保ができなくなってしまうのではないかと悩んでいます。
途中工程の所要時間や時間単価を設定することは非常に難しいとのことです。
このように非常に細かく見積もり内訳の開示を要求してきて
項目ごとに単価削減を要求されたのでは利益確保など難しいそうです。
下請法などの法律に抵触はしないのでしょうか?
また、うまく断ることはできないものでしょうか?
皆様のご教授ありがとうございました。
甲乙付け難く良回答をつけられません。
ご了承ください。
回答 (9件中 6~9件目)
私の経験ではコストダウンのために、どこにどれだけの費用がかかっているのかをだしてもらい、安く設計するにはどこに注意を払って設計しないといけないのかを知るためでした。
信頼関係があるのであれば趣旨を理解しあっていけばいいかと思います。
そこまででもないのであれば手間をかけすぎないことです。
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大手の購買担当者に意図は無いと思います。
金額を決定するために、説明する材料が必要になっているということだと推察します。
見積りの詳細内容の詳細の程度を考えられて、アレンジして提出されれば問題無いと思いますよ。
企業同士の交渉ですから、見積もり内訳の開示だって、企業秘密なら、企業秘密で出来ませんと、普通に断ればよいのではないでしょうか。
当社も、そこが当社の企業存続の根幹に関わる部分なのでと、詳細の開示はお断りしています。
代わりに、QC工程表など、品質に関わる部分の資料は、すべて作成します。
加工開始後に工程を見ていただければという言い方もします。
開示できるものと、そうでない物を分けて説明するしかないのでは
無いでしょうか?それか、上手に加減して見積りをするか。
最後は自社の態度を決めて
「その内容に関しては、企業秘密(まあ、秘伝のたれ)ですので
ご勘弁願います」
と。
正直、この購買担当者は。こんな事を言って
「教えてもらえる」
と、思ってんのかな?