中古の同時２軸マシニングセンターが出ていますが、同時３軸の動きはできるのでしょうか？

老婆心ながら・・・
中古の機械＝その会社で不要になった機械
基本的にはこう考えてください。
倒産などで市場に出てくる者もります。

不要になった機械の場合はあまり状態が良くない場合が多いようです。
リース切れの機械もよい機械であれば再リースをするケースも多く
リースだからとことん使え・・の場合も

素人の方（失礼）が信頼できる業者も無く、知識も経験も無ければ下手すると悪徳業者の餌食になるかも。

現に中古機を買っていやな思いをされた方は少なくないと思います。
買った後も修理のときに登録の問題で思わぬ出費になることも有りますよ。
まず、信頼の出来る業者を見つける事が先決です。

中古機の値段は、結構いい加減な値段が付いています。
同業他社が付けた値段が基準になっていたりします。
金額は高いですが、中古車のように登録などはしっかりしていません。
多くは機械を分らずただの商品としか見ていません。

悪い事ばかり書きましたが、すべての業者が悪いわけではなく、ちゃんと動作確認をしてくれる所も有ります。

最後に貴殿の希望を満足させる機械は
1.ファナック　ロボドリル
2.池貝　ひとつぼ君
3.森精機　ＭＶジュニア
4.滝澤・エンシュウ　等々

サービス（修理）のことも考えて選んでください。

こんばんは、
>同時2軸と書いている場合同時３軸の動きはできないということですよね？
そういう事ですね…。
同時２軸制御だと、ヘリカルにツールを落とし込んで加工する事が
出来ませんので、円弧⇒G01Z-にしていかなくてはいけないとか制約
が発生してきます。
ファナック系は、後付けも出来るようですが、価格が高かった為、私は、
断念いたしました。中古の設備を探されているようですが、予算と価格、
対象とする製品のスペック、また将来性という部分と相談でしょうね^^
でも、私は、最低でも、同時３軸をお勧め致しますね…。

一概に価格を御提示する事が出来ません。すみません…。
しかし、私が購入する時に、何時も考える事は、
?予算の合致（当然）
?機能の合致（２軸、３軸？）
?これまでの被研削材（前オーナーの社名から大体の予測が
付きますが…）
?程度（年式等）
　以前、型式まで指定をかけ、探し出しましたが、約２年を要しました。
　最終的には、商社の情報と実機の確認（試研削）で決断しております。
＊ほとんど、試研削させて貰えない様に感じます。電源、油が入っている
　だけの事が多いです。

　私の苦い経験談ですが、倉庫に管理してある設備で、動力が繋がって
おらず、急遽、動力は、繋いでもらったのですが、ファナックのメモリー
電池が消耗しており、立ち上がらない事がありました。
最終的には、設備を購入したのですがその時は、決断しておらない状況
でしたので、電池代は、商社が持ちました…。
　また、新品でもそうですが、中古は、当たり外れが激しいように感じます。
下記に示すサイトでよく探しておりますが、商社曰く、
『ネットの情報より、現在、稼動中で、売却予定の設備を押さえる位じゃ
ないといけない。』だそうです^^

http://www.jp.usedmachinery.bz/

検索したら、多分コレと思われる仕様書が引っ掛かってきました。

マシニングでなく?ミーリングセンタ?ですね。
発売された時期に、見本市で見かけたような記憶があります。サーボ駆動ユニットを１個省略して同時２軸にしてＣ／Ｄをしてる？

製造年代によってはむしろ同時2軸があたり前で、
同時3軸はもともとオプション扱いです.
ドリルとタップによる加工が主体ですと3軸の補間制御は殆ど使いませんので.

同時制御軸数というのは、一度の指令で移動が可能な軸の数なので、
「同時2軸」と言っても、2軸しか装着されていない訳ではありません.
装備されたX、Y、Zの各軸のうち、同時には2軸しか指令できないというだけです.

今でもたぶん、少なからぬ3軸マシンニング用NC装置は標準が同時2軸で、
同時3軸はオプション扱いになっていると思います.
もちろん、そういうNCを搭載していても、工作機械製品によっては
機械メーカーの独断で同時3軸を標準仕様で装着していたりします.
ヘリカル補間などを行うためには、同時3軸制御が必要になります.
ヘリカル補間などの同時3軸制御を行うオプションを選択すれば、
機械は自動的に同時3軸仕様になります.

こういったNC機能は、場合によっては後付けも可能です.
オプション基板を差し込むか、あるいは、ものによってはNC装置の機能制限を解除するだけの事で、
最低限の金額で設備投資を行える様に、使わずに済む事がある機能は予め標準仕様から外してあるのです.

また、同時2軸というのは各種の補間に際してのものなので、
場合によっては、早送りによる位置決めは3軸同時に行えるものもあるかも知れません.