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2008/01/16 00:39
ピアノ線(若しくは硬鋼線)にてばねを冷間形成後、通常は低温焼鈍しを施しますが、替わりに焼入れ焼戻しを行った場合、どうなるのでしょうか。
オイルテンパー線の様な性質を獲得するのでしょうか。それとも伸線時の加工硬化が解消され、強度が落ちるのでしょうか。
ものの本には「硬鋼線のばねを焼入れ焼戻しすると強度が落ちて使い物にならなかった」とあり、実際トライしてみると同様な結果が出ました。
素人ながら様々調べてみましたが、どうしても分かりません。お詳しい方、是非ぜひご教授願えませんか。
私がちょこちょこっとバネを手作りするときは、
鋼線(ピアノ線ならいったん鈍す)を巻いて、800℃焼き入れ、
400度焼き戻しでやってますが。
伸線時の加工硬化は期待せず、熱処理による硬さ調整だけでバネ性を出す
感じですね。
粘土と木炭粉を練った手製の簡単な脱炭防止剤を塗ったりはしてます。
コレットチャックみたいな弾力の必要なジグを作る場合も同様にしてます。
ご回答、ありがとうございます。
粘土と木炭粉の脱炭防止剤は知りませんでした。
早速トライしてみます。
今後もご教授の程、宜しくお願い致します。
2008/01/16 23:05
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ただの熱処理では炭素が表面から抜けるので表面がやわになって、強度は落ちてしまいます。 炭素ガス浸炭雰囲気で管理した焼入れが必要です。
通常は 低温戻しですね。
早速のご回答、ありがとうございます。
脱炭さえ防止すれば、充分強度は確保出来る訳ですか。
勉強になりました。今後ともご教授のほど、宜しくお願い致します。
2008/01/16 22:58
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