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2008/01/09 18:15
当方金属製品製造を行っているメーカーのものです。
外注製品の塗装が塗装直後には何も問題が無いのに、客先に納品後2~3週間後、組立時に箱曲げしたコーナー部付近において変色を起こしているというクレームが発生しました。
塗装直後の検査は私本人が行っており、外観検査については受注先の規程により全数検査を行っておりますが、検査時には全く異常が無いのに上記期間後変色するという事態になっております。
塗装スペックは、材料は溶融亜鉛メッキ鋼板(アロイ材、表面クロメート保護)、前処理はアルカリ脱脂処理、塗料はポリエステル系粉体塗料で管理膜厚80~100μmのハンマートーン仕様(ベース色;白、トーンカラー;茶系)、焼付温度;ワーク温度で175度(実測)、焼付時間は約20分です。
変色は箱曲げしたコーナー付近から曲げの稜線(山側)上に発生、色は薄い青色に変色しており、塗膜の表面だけでなく内部も同じように変色しております。今まで経験した油分等の脱脂不良による茶褐色系の変色とは全く異なっており、また時間が経過してから発生するという事例も無かった為大変苦慮しております。
何かヒントになる些細な要因でもよろしいのでご回答頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
t-katsura さん、初めまして。
当方は塗装関係の仕事をしておりますk-saitoと申します。
本件の内容がまだ生きているのであればその後の状況をお伺いしたく思います。
実は当方でも同様な異常現象に悩まされております。素材とその加工状況、塗装前処理条件は同様です。塗料は粉体ではなく電着塗料でありますが、曲げ加工の稜線部に全く同様な変色が発生しております。塗料組成や塗膜のピンホール等も見当たらず、原因が分からない状態です。現在、加工油中の特定成分と、塗料中の成分との反応による色素成分の生成などについて解析中ですが、行き詰まった状態にあります。
katsuraさんのその後の状況の中で、参考になるような情報があれば宜しくお願いいたします。
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ピンホールの可能性はどうでしょうか?
ハンマートーン等の模様塗料は、膜厚によっては、ピンホールが大きく出来る場合があります。模様の低い箇所にポツンと小さな穴が空く場合があります。大きければ、下地が見えるときもあります。
仮説ですが、コーナー部の膜厚不足でピンホールが出来、納入後、その穴から何らかの変色となる原因のものが入り込んで変色したのかもしれません。
ご意見有難うございます。
早速拡大鏡など用いて確認してみましたが、ピンホールらしきものは発見できませんでした。
昨日、同じ製品を塗装した際、再度同じような変色が塗膜硬化後からうっすら出ているのが確認されました。やはり青色の変色でした。
現在、塗料メーカーと脱脂剤など購入しているケミカルメーカーに変色部位の塗膜の成分分析を依頼しているところです。
2008/01/16 11:53
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