ピッチの荒い内径ねじ切について

私も回答（１）さんに同意見で、現在、サンドビックのUロックから使用し、切替えでコロスレッド266を使用しています。
ねじ切りに関しては、いろいろな工具メーカーから出ていますが、互換性が無いのが難点で、はじめに決めるとそのメーカーしか使用できなくなる場合が多いので注意してください。
特に、ピッチ3.0以上となると工具剛性（チップクランプ）が性能を決める場合があり、今使用しているコロスレッド266は安定した加工をしています。
また、ピッチが大きいと工具への負荷も大きいため、切込み等も注意が必要です。できる限りメーカーの推奨する切込みを変化させて加工してみてください。
切込み例）外径ミリねじ、ピッチ6
0.46、0.43、0.35、0.30、0.27、0.24、0.22、0.21、0.20、0.19、0.18、0.16、0.15、0.14、0.12、0.10（合計16パス、3.72）
（サンドビックの推奨切込み）
がんばってみてください。

また手直しについては、できる限りチャックから外さないように心がけています。とにかく、外す前にチェックすれば、手直しが楽ですが、外してしまえば、刃先位置がことなるため、同じように苦労しています。
安価な材料なら廃棄対応ですが、高価な材料は四苦八苦して同じように汎用機で対応しています。（アドバイスになりませんが、、、）
頑張ってみてください。

内径サイズ、ねじの種類、ねじ切り長さ、ワーク材質．．．
など、回答検討に必要な条件が足りません。

まあ、この手の重切削は世界No.1の超硬切削工具メーカである
サンドビック社へ、工具ホルダも含めてご相談されるのが最善
と考えます。

サンドビックのカタログを見ました。

コロスレッド２６６なるシリーズが良いと考えます。
メートル６０°ねじならピッチ６まで、台形３０°ねじならピッチ８まで
あります。

長い(深い)ねじ切りの場合、超硬バーや巷で喧伝されているＣＡＰＴＯ
システムを使うことで、剛性の高いツーリングが可能となります。
多少の初期投資が必要ですが、加工能率を含めたランニングコストは
優れていると推察いたします。