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溶接方法の図面指示について
2023/10/16 17:23
- 溶接方法の図面指示についてのアドバイスをお願いします。
- 箱形板金部品の溶接方法について、具体的な指示方法について教えてください。
- 溶接方法の図面指示についての適切な記載方法について教えてください。
溶接方法の図面指示につきまして
2009/12/11 17:48
箱形板金部品を溶接にて製作したいと考えておりますが、
具体的な溶接方法(溶接の箇所や当て方、開先形状・寸法など)
までは自分では判断しかねる為、メーカーと相談しつつ決めたいと思っております。
その際の図面指示として、任意の溶接方法の場合は
どのように記載するのが適当でしょうか?
やはりとりあえずの溶接記号を入れるべきか、
注釈のみいれておくか、アドバイス頂ければと存じます。
いじょう
回答 (5件中 1~5件目)
施工側から言わせていただけばすべて記号で表してもらえればありがたいのですが、強度が必要なければ注記で接合部はすべて溶接などでよいかと思いますが、容器として使用するなら漏れなきことなどの注記も必要となります。強度が必要ならば強度計算をして記号を入れる必要があります。
現場の経験や勘ではなく数字で証明された値です。
開先や脚長、隅肉溶接か突き合わせ溶接なのかも指示してください。
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まず、下記の箇所は必ず記載すべきだと思います。
1.密封が必要なところ(水漏れ、気体漏れ)が必要なところは、『連続溶接(強度が必要ないのであればシール溶接)のこと』と記載する。
→溶接記号で記載するのも良いし、矢線で記載しても良いと思います。
2.強度が必要なところは、必要な強度を記載する。
→1と同様に溶接記号で記載するのも良いし、矢線で記載しても良いと思います。
それを図示した上で、注記欄に
『指示なき接合部は溶接接合のこと。』
と記載するのが良いのではないでしょうか。
そうすれば、製作業者さんからここは『このよな溶接方法で良いか』と連絡をくれます。
ちなみに、この書き方では、溶接方法を適切に記載した図面と比べると、見積もりが高くなります。製作業者さんも、あいまいな溶接指示をする設計者に対して、余裕を見るということを考慮してください。
ちなみに開先形状・寸法は、標準 機械設計図表便覧(小栗冨士雄・小栗達男 共著)に板厚毎に一般的な開先形状・寸法を記載しています。25000円と高価ですが、機械設計をする際、機械要素、材料の規格など記載しているのでこの価格の価値はあると思います。
お礼
2009/12/14 09:49
アドバイス有難う御座います。
>溶接方法を適切に記載した図面と比べると、見積もりが高くなります。製作業者さんも、あいまいな溶接指示をする設計者に対して、余裕を見るということを考慮してください。
成程。。。仰る通り正確な指示が無ければ余裕を見る為自然とコストアップ、となってしまいますね。
そういった意味でも適切な指示は必要ですね。
まずは最低限1.2.について注意し、分かる範囲で
細かい指示が出せればと思います。
教えて頂いた資料も目を通してみます。
有難う御座いました。
私はメーカー側なので、全ての溶接接合部について極力、入れるようにして
いますが、図面は絵だけではなくて「モノ作りの為の情報」なので設計者の
意思、つまり溶接歪を極力押えたいから断続溶接にしたいとか、これ位の脚長
が強度上欲しいとかも実際は溶接設計や経験がないと中々難しいと思われます
今回に限り、メーカー側から考えても、下手な溶接記号を入れられると当然、
それに縛られてしまうので、極力相談して欲しいし判らない部分などは注記で
逃げて貰うほうが却ってお互いに良いモノ作りができるんじゃないでしょうか
最後に、図面も財産なので、最終図面は溶接記号が入った完全なものとしたい
お礼
2009/12/14 09:43
アドバイス有難う御座います。
はい、自分はまだ知識・経験が乏しく尚且つ周囲に有識者がいないものですから、
適当に記載してしまうよりは、プロのメーカーの方の知識や経験を吸収したい
意図もあります。
仰る通り最終図面には溶接記号をきちんと入れるようにしたいと思います。
有難う御座いました。
具体的な溶接方法(溶接の箇所や当て方、開先形状・寸法など)までは自分では判断しかねる
ため、メーカーと相談しつつ決めたいと思っているなら、その議事録内容を溶接仕様書として
使用したら如何でしょうか?
議事録の右上に、溶接仕様書 NO.*****と記入して、図面には注記で、“本図は溶接にて組み
立てる部品である。その溶接は、溶接仕様書 NO.*****の如く行なう事。”のように記述した
ら、判り難い溶接記号を書かなくていいですよ。
お任せで溶接してもらうにしても、日が経過し人が変わったら貴殿が思っている物と異なる物
ができて、ビックリしないように対策は講じておきましょう。
お礼
2009/12/14 09:38
遅くなってしまいましたが、アドバイス有難う御座います。
溶接仕様書ですか・・・、確かに相手と口頭で決めていくなら
それが必要となりますね。
もしくは、その内容を図面注記として記しておく、とゆうようにしたいと思います。
有難う御座いました。
被溶接材料は、鉄,SUS? 板厚?
1、溶接の種類;CO2溶接とか。(被溶接材料にもよる)2、溶接場所。内側か、外側か、両方か 3、溶接脚長(長さ)
まずはこんな中身を記載したら如何か?
お礼
2009/12/14 09:34
遅くなりましたが、アドバイス有難う御座います。
やはり最低限その程度は必要だとゆうことですね。
勉強して身につけたいと思います。
有難う御座いました。
お礼
2009/12/14 09:53
アドバイス頂き有難う御座います。
仰る通り、本来設計側で図面上に理論的な値や溶接方法・開先形状を指示できるように
ならなくてはいけないと思います。
溶接の種類や形状等、こういったものがある。とゆうのは分かるのですが、
具体的に選定材料となる資料等ご存じでしたら、教えて頂けませんでしょうか?
有難う御座いました。