本文へ移動
サポートシェアリングソリューション
OKWAVE Plus

このQ&Aは役に立ちましたか?

締切済み
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:制動トルクの算出方法)

制動トルクの算出方法

2023/10/16 18:41

このQ&Aのポイント
  • 制動トルクの算出方法について教えてください。
  • 車検場のローラーに必要な制動トルクの算出方法を教えてください。
  • 車の諸元表に記載されている最大トルクと制動トルクの関係についてアドバイスをお願いします。
※ 以下は、質問の原文です

制動トルクの算出方法

2009/10/27 12:49

車検場にあるような車のタイヤを回転させるローラーの制動トルクの算出方法を教えて下さい。

タイヤが回っている時(検査中)は当然ブレーキはかけませんが、
検査が終わって退出する場合はローラーが回らないようにブレーキをかけると思います。
その時、このローラーに必要な制動トルクの算出方法を教えて下さい。

イメージを参考URLに載せておきます。
宜しくお願い致します。

車の諸元表に最大トルクが記載されています。
http://toyota.jp/crownathlete/spec/spec/index.html
制動トルクはこの値以上であれば良いということにはならないのでしょうか?

安易な考えかもしれませんがアドバイス下さい。

http://photos.yahoo.co.jp/ph/masa5346/vwp?.dir=/1a8d&.src=ph&.dnm=4019.jpg&.view=t&.done=http%3a//photos.yahoo.co.jp/ph/masa5346/lst%3f%26.dir=/1a8d%26.src=ph%26.view=t

回答 (7件中 1~5件目)

2009/11/17 14:43
回答No.7

回答(4)と(5)の者です。
マンガ絵を描いて問題点が理解できました。
基本的には、車両は水平時には動きません。
また、動かす時には、タイヤやその軸受け等の摩擦係数×車両重量の力より
大きい力で動きます。例えば、2000kg×0.005=10kgなら10kg以上で。
また、坂道を自然に下る角度は、Actan0.005=0.286°より大きいです。
さて、その角度は、前輪と後輪の設置面での角度です。
ですから、前輪と後輪の設置面での角度を用いて、(予想は1.5°~2°)
車重が2000kgf×tan1.5°=52.4kgfとなり、計算していきます。
確認をお願いします。

また、対応は、退出時ですが進入時も考慮が必要なので、
? 検査中の車体角度(検査部のタイヤが沈んでいる状態)
? 侵入や退出時、ローラーのトップに車輪が上がった時の車体角度
  (検査部のタイヤが浮き上がっている状態)
を考察して、?が水平より-1°なら?を+1°になるように、測定機の設置を
見直すと、1回転程度の空廻りが無くなるかもしれません。
一度、試してみて下さいな。

言い訳ですが、貴殿の質問内容にそってアドバイスをしていたので、固定観念
的な見方が頭に残っていたみたいです。
少し、時間を空けて確認して、問題点が見えてきました。御免なさいm(__)m。

車の駆動輪が沈んでいるレイアウトと思って、判り易い方の説明をしましたが
、浮いているのなら本来の方法で計算しないといけないでしょう。
さて、?の問い合わせ通りです。そして、後輪の傾斜角が13°で、その時に
後輪に掛かっている重量で計算します。FF車の駆動輪は前輪で、前輪の方の
重量が多いが一般的です。その案文が大変なんで、回答(7)のような記述を
しました。本来はtan13°×後輪に掛かる重量で、傾斜を上ります。
?の問い合わせですが、車が水平時に押して動く力を車重×車輪等の摩擦係数
で求めます。できれば一度押してみて、その力を確認し?の計算に加えるのが
正しい計算の方法です。
?の問い合わせは、タイヤとローラーの設置面の摩擦係数なので、ころがりで
は、????となります。

要するに、水平面での車のころがり摩擦係数が基本です。
車重×車のころがり摩擦係数、1500kg×0.01=15kg
その後、傾斜による分力が掛かるので、
前輪と後輪での傾斜(θ1)では、車重×tanθ1=##kgで、
θ1が小さいと、1500kg×0.01=15kgの値が重要になるし、
θ1が大きいと、車重×tanθ1=##kgの値が重要になります。
また、駆動輪と回転ローラーの傾斜(θ2)では、
駆動輪が受ける車重×tanθ2=**kgで、θ2は比較的大きいので、
駆動輪が受ける車重×tanθ2=**kgで計算します。
以上が、基本な考えです。

エンジンのパワーは、回転数とトルクの積に定数を掛ける求まります。
が、退出時の駆動力をエンジンから逆算する事は簡単でない。
退出時のエンジンの回転数は、タコメーターが付いている車でしか判らないし
その時のトルクはエンジン性能表がないと算出できません。
そして、A/Tミッションでの変則(減速)は、駆動輪の回転数を計測しない
と判りません。
それよりは、簡単な方法で、重量と搬送方向をベクトル化し、計算する方法が
簡単と考えて紹介しています。
前回、私が質問しました?の”駆動力は考慮しないのか”という件に関しては、
正しい回答は、前述の如く、駆動力を考慮するより、車重等での考慮の方が簡単であるです。

「タイヤが回転して、ロックしているローラーから車が退出する」 ≒ 「ローラーが回転して、ブレーキをかけている車を退出させる」
はYESです。

補足

2009/11/18 14:55

毎回有難うございます。m(_ _)m

前輪と後輪の設置面での角度を調べてみたころ、
(前輪は地面、後輪をローラー)
ある大型セダンでは0.08°、ある軽自動車では0°となりました。
(0.08°とは車が前かがみになっているということ)
思ったより水平になっています。

計算してみました。
2000kgf × tan0.08 = 2.793kgf
2.793kgf ÷ 0.6 = 4.655kgf
4.655kgf × 0.3m = 1.397kgf・m = 13.686N・m

この値は小さ過ぎませんかね?
角度が1.5°~2°程度であれば、実際の値と近い値になりますが。

何となく引っかかる点が3点あります。

?全体では0.08°の下り坂を下っている状態ですが、後輪は13°の上り坂(軽い障害物程度?)を
上るのですが、これは無視して良い程度の上り坂なのでしゅうか?

?やはり駆動綸がローラーを蹴る力を考慮していない点が気になります。

?摩擦係数ですが、すべり摩擦係数とかんがえれば0.6程度だと思いますが、
このような場合はころがり摩擦係数(0.1以下?)を考えるべきではないでしょうか?


進入時のお話は大変良くわかりました。
残念ながら、簡単に試すことは出来ないのですが、理論的に理解出来ます。
試作した時には試してみようと思います。

有り難うございます。m(_ _)m
お礼、遅くなりすみません。

もう一度、自分の中で一から考えてみましたが、まだ理解出来ていないようです・・・
言われている事は、個々で考えれば分かるのですが、じゃあ一から求めてみようと考えると、
結局どうして良いのやら・・・という感じです。
話しが先に進まず、申し訳ありませんが、再度質問させて下さい。

前回、私が質問しました?の”駆動力は考慮しないのか”という件ですが、
下記のようなイメージと考え、駆動力は考慮しないで、車重を中心に考えて行けば良いという事なのでしょうか。

「タイヤが回転して、ロックしているローラーから車が退出する」 ≒ 「ローラーが回転して、ブレーキをかけている車を退出させる」

質問者

このQ&Aは役に立ちましたか?

この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。

質問する
2009/11/10 19:18
回答No.6

基本的には、
? 動力(P)は、P[kW]=2×π×N×T÷(102×60)で求まります。
  π;円周率で3.14、N;回転数[rpm]、T:トルク[kgf・m]
? 動力(P)は、P[kW]=F×v÷102 で求まります。
  F;力[kgf]、v:速度[m/sec(秒)]
なので、
?の計算方法では、駆動輪の回転数を零に限りなく近くして、ゆっくりと退出
させると、駆動輪トルクは無限大に大きくなります。
?の計算方法では、退出速度を零に限りなく近くして、ゆっくりと退出させる
と、駆動輪のタイヤ外周の力は無限大に大きくなります。
となりますが、実際の反力は車を退出させるトルクや力以上になると、車が
退出されるので、実際は無限大を想定しなくても可です。
さて、アドバイスの計算内容が一部誤りがありました。
ピラミッドで使用した大きな石をピラミッドの頂点に据えるには、傾斜を利用
して長い距離(傾斜角度が小さい意味合いです)を押すとあまり大きな負荷が
なく頂上まで運べますが、短い距離(傾斜角度が大きい意味合いです)ですと
大きな負荷が必要で、人力では対応できなくなります。
それと、同じ意味合いが回転ローラを形成する接点の角度(\/)です。
通常は10°~15°程度です。貴殿も実物で確認してみて下さい。
そして、車重が2000kgf×tan15°=536kgfとなります。“sinの使用が誤り”
タイヤの摩擦係数を確認すると、
◆ 普通、乾燥したアスファルト(μ=0.8前後)
◆ 濡れたアスファルト(μ=0.6~0.4)
◆ 雪路(μ=0.5~0.35)
◆ 圧雪路(μ=0.35~0.2)
◆ 氷結路(μ=0.2~0.1以下)
なので、鉄製ローラーは乾燥したアスファルトより滑り易いので約μ=0.6と
すると、536kgf÷0.6=893kgfの力が必要となり、そのトルクはタイヤ仕様が
185/60R14ならタイヤ外径は577.6mm、893kgf×(0.5576m÷2)=248kgf・mが
妥当な近似値計算でしょう。
多分、
? 車重が重い仕様の車 ⇒ 前述の計算で退出する力が増す理由で
? 少し急発進で退出 ⇒ 前述の計算+衝撃力が加わるでの力が増す理由で
後退して退出する時も、ローラーがクルっと1回転くらい回ってしまう時が
あるになっているのではないでしょうか?
?は車検証書で、?は発進の仕方を変えて、確認してみれば判ると考えます。
多分、ゆっくりと退出して下さいと言えば、問題は無くなると考えています。
退出できているのだから、車重を退出できるトルクはあるが、少し急発進の
衝撃力はカバーできずに、衝撃力がおさまった時に退出ができているが、
現状と考えます。

厳密に計算すると、計算通りになりますよ。
早く、そのスキルを身に付けて下さいな。

実は、現状のローラーは何十年も前にどこか別の会社で設計し…なら、
ブレーキトルクの単位は、kgf・mではないでしょうか?
“何十年も前”なら、N[ニュートン]の単位は使用していないのでは?

また、ローラーが2本は×2でトルク計算します。ローラー1本はそのままの
トルクです。

補足

2009/11/11 20:24

有難うございます。m(_ _)m

角度を計算したところ、どんなタイヤでも約12°~15°になりました。

続いて、教えて頂いた通りトルク値を計算しました。
(角度:13°、車重:1500kg、摩擦係数:0.6、タイヤ半径300mmとします)

1500×tan13°=346.3kgf
346.3÷0.6=577.2kgf
577.2×0.3=173.1kgf・m=1696.4N・m

実状は130N・mですので、10倍以上合わないです・・・
ところで、摩擦係数は割るのでしょうか?
掛けると下記のように近づくのですが・・・

1500×tan13°=346.3kgf
346.3×0.6=207.8kgf
207.8×0.3=62.3kgf・m=610N・m

あと、ローラーは左右にありますので、
実状トルク×2ということにならないのでしょうか?

そう考えると、130×2=260N・mとなり、
さらに摩擦係数をもう少し低い値で考えると、さらに近づきます。

なんだか、都合良く計算しようとしていますが・・・
「摩擦係数は乗算」「実状トルク×2」という考えはどうでしょうか?



>早く、そのスキルを身に付けて下さいな。
頑張ります!
実は、現状のローラーは何十年も前にどこか別の会社で設計し、それを引き継いだようで、
情けない話ですが会社の先輩方はこのような計算は全くわからないそうです。
誰に教えてもらったら良いのか・・・自分一人では限界を感じてます・・・

有り難うございます。

>“何十年も前”なら、N[ニュートン]の単位は使用していないのでは?

トルク等の資料は全く見つからず、私が算出しました。
算出したと言っても、ブレーキ(油圧ディスクブレーキ)は
市販品をそのまま使用していますので、ディスク径と油圧から
メーカーの算出方法通りに計算しましたので、間違いは無いと思います。


>また、ローラーが2本は×2でトルク計算します。ローラー1本はそのままのトルクです。

了解です。

質問者
2009/10/31 20:36
回答No.5

回答(4)の者です。
制動トルクの題名なので、ブレーキングトルクと思って勘違いしていました。
加速トルクの逆の制動トルクをイメージしていました。御免なさい。
また、小生の対応が遅かったので、継続の質問投稿をさせて御免なさい。
さて、動力(P)は、P[kW]=2×π×N×T÷(102×60)で求まります。
π;円周率で3.14、N;回転数[rpm]、T:トルク[kgf・m] そして、貴殿の条件
は、最高出力<ネット> 232[315]/6,400 kW[PS]/rpm と、最大トルク
<ネット> 377[38.4]/4,800 N・m[kgf・m]/r.p.m)なので、最大トルク
時の出力P[kW]=2×π×4800[rpm]×38.4[kgf・m]÷(102×60)=189.23kW
となります。これは、最高出力の約82%ですが、車が検査機から退出する時、
4800rpmもエンジンの回転数を上げないので計算時のパワーは、切り上げて
190kWの数値を用いてもよしと判断する場合もあります。(これらの事が理解
できてから、最大トルクを用いる事が重要です)そして、タイヤの回転数が
2000rpmなので、4800rpm/2000rpm×38.4kgf・m=92.16kgf・mとなります。
蛇足ですが、タイヤ仕様が185/60R14なら、タイヤ外形は577.6mmなので、
92.16kgf・m×1000mm/m÷(577.6mm/2)≒319kgがタイヤ外周の力となります。
そして、タイヤと同じローラー径を用いた場合は、シリンダー等で押し付け
た場合、319kg÷摩擦係数(0.15)≒2127kgもの力が必要です。
因って、車を退出させる時はゆっくりと…で、エンジンの回転数を上げない
ようにで2000rpm程度のトルクをエンジン性能表から出し出力計算を…は、
クラッチ式の車では難しいので、やはり最大トルク値位の回転数を用いた方
がベターかな。

基本的には、
? 動力(P)は、P[kW]=2×π×N×T÷(102×60)で求まります。
  π;円周率で3.14、N;回転数[rpm]、T:トルク[kgf・m]
? 動力(P)は、P[kW]=F×v÷102 で求まります。
  F;力[kgf]、v:速度[m/sec(秒)]
です。
そして、回転運動なら?を使用しますが、
駆動タイヤの径と回転数(速度)が判れば、?を使用してタイヤ外周の力
(F[kgf])を求めることができます。
例えば、200kWのエンジンで、時速5kmで搬出する場合は、
200kW=F×(5km/H×1000m/km÷3600H/sec)÷102で、F=14688kgfです。
ですが、車の車重は2000kgf程度までが普通です。そして、車のタイヤと
回転ローラを形成する接点の角度(\/)が30°程度なら2000kgf×sin30°
=1000kgfの力で脱出できる事になります。通常10°~15°程度です。
(角度は、\/が45°で、/が70°と、水平基準からの角度です。)
タイヤはゴムで、回転ローラーは鉄製なら、摩擦係数が約0.2なので、
1000kgf÷0.2=5000kgfの力に耐えうれば、車は搬出できます。
因って、トルクは5000kgf×(回転ローラー径[m]÷2)となります。

傾斜面の車重に対する走行トルクは、この森のNo.32692と32694が参考に
なります。
合わせて確認すると、少し判るかな?

?の質問は、ローラーとタイヤで構成された坂を押して、車を登らせる力と
に耐えれば車は搬出できます。
そして、車が搬出できるタイヤ外周の反力×(タイヤ径÷2)がトルクとなり、それ以上大きなトルクが掛かる前に、車が搬出できるからです。
?の質問は、NOです。
回転ローラが2個並んでいる上に車のタイヤが乗る  ○ ←こんな感じで
仕様です。                   ●● 下に降ろす様な そして、水平面から両側に角度Aが構成されます。
?車の重量に対しての搬出の力(反力)なので、車重で計算します。

お礼

2009/11/04 18:09

重ね重ね有り難うございます。m(_ _)m

>加速トルクの逆の制動トルクをイメージしていました。御免なさい。
とんでもないです。私の説明不足です。
私は”ロックする力=ブレーキ力=制動トルク”と一人で考えていましたので。。。


言われている事はわかったつもりですが、まだ自分の中で整理が出来ないので、ちゃんと理解出来るように勉強してみようと思います。

質問者

補足

2009/11/06 18:37

有り難うございます。m(_ _)m
また質問させて頂きます・・・

?なぜ2000kg程度であれば、車重から求めても問題ないのでしょうか?
 何kg以上なら動力(P)から求めるべきなのでしょうか?

?車のタイヤと回転ローラを形成する接点の角度とは下図の角度Aの事でしょうか?
http://photos.yahoo.co.jp/ph/masa5346/vwp?.dir=/1a8d&.src=ph&.dnm=db72.jpg&.view=t&.done=http%3a//photos.yahoo.co.jp/ph/masa5346/lst%3f%26.dir=/1a8d%26.src=ph%26.view=t

?ローラー1個に対して、タイヤ1個が載っている場合、車重を2000kg÷4と考えないのでしょうか?

お礼遅くなりすみません。
有り難うございます。m(_ _)m


???の回答はわかりました。
ですが、教えて頂いた計算方法で算出すると、かなり大きなトルク値(想像と比べてですが)になってしまいます・・・

今さらなのですが実状は、参考URLのような形状で、下記のような値になっています。
ディスクブレーキA:130N・m
ディスクブレーキB:130N・m
ディスクブレーキC:240N・m
http://photos.yahoo.co.jp/ph/masa5346/vwp?.dir=/1a8d&.src=ph&.dnm=32b7.jpg&.view=t&.done=http%3a//photos.yahoo.co.jp/ph/masa5346/lst%3f%26.dir=/1a8d%26.src=ph%26.view=t

上記トルクで、車が前進して退出する時も、後退して退出する時も、ローラーがクルっと1回転くらい回ってしまう時があるのですが、一応実用出来ています。


なぜこんなに計算値と実状値が違ってしまうか教えて頂けないでしょうか。
度々すみませんが、宜しくお願い致します。


本当はヒントだけ教えて頂き、後は自分で考えるつもりだったので、あえて実状とは違う形状で聞かせて頂き、実状値も伏せていたのですが、ちょっとギブアップ気味なので、今更お知らせしました。すみません。

質問者
2009/10/27 23:35
回答No.4

エネルギーの等価交換と、ブレーキ効率から制動トルクを算出します。
先ず、自動車の回転機構の慣性力(GD^2)と制動力を確認する必要があり
ます。が、簡単な事ではありません。
クラッチ式ならクラッチがONの場合は、エンジン等がブレーキ(制動力)と
なります。クラッチOFFの場合は殆ど制動力は掛からないと考えるべきです。
車体は停止しているので、慣性力計算から外すべきです。
また、ノンクラッチ式ならレッカー時の仕様設定での接続となるので、自動
車メーカー等に確認する必要があると考えます。
次に、自動車の車輪を回転させる機構ですが、円筒部品の慣性力(GD^2)は
(GD^2)kg・m^2=125×π×ρ×L×D^4
ρ;密度(鋼の場合は7.866g/cm^3)、L;長さ(単位はm)、D;直径(単位はm)
で、計算します。そして、パワー(P)計算は、
(P)kW=GD^2×N^2÷(365×10^3×t)
N;回転数(単位はrpm)、t;減速時間(ブレーキを掛ける時間、単位は秒)
となります。そして、回転物のパワー(P)計算は、
(P)kW=2×π×N×T÷(102×60)
N;回転数(単位はrpm)、T;トルク(単位はkg・m)となり、
GD^2×N^2÷(365×10^3×t)=(P)kW=2×π×N×T÷(102×60)で、
(P)kW÷(2×π×N)×102×60=Tとなり、トルクが求まります。
これが、余裕率を含めた制動トルクとなります。

一度、単位を確認してみて下さい。
125÷(1/8)=1000となります。
推測となりますが、ρ;密度(鋼の場合は7.866g/cm^3)の単位が異なって
いませんか?

御免なさい、車が検査機から退出(出て行く時)等に、ローラーが回転すると
退出ができないので、ロックが必要でそのトルクですね。
それなら、エンジンの性能とタイヤの回転数から、最大トルクを算出し、それ
をローラーのロック用トルクとすれば良いと考えます。
エンジンの回転数とトルクの積で、馬力表示が出ています。
それを、タイヤの回転数で割るとトルクが算出でき、
それを、退出の速度で割るとタイヤとローラーの設置面の力が算出でき
ます。それから、求めると良いでしょう。
車のエンジンの最大トルクは、あまり役に立ちません。
タイヤの回転数でタイヤのトルクが異なるからです。
坂道は、オートマでもキックダウン等で、タイヤの回転数を落とすと、
坂道の加速等が良くなるのも、この事からです。

お礼

2009/10/28 16:46

お察しの通り、単位を間違えていました。
有り難うございます。

質問者

補足

2009/10/28 11:23

有り難うございます。
勉強不足で申し訳ありませんが、分からない点があるので教えて下さい。
宜しくお願い致します。


>(GD^2)kg・m^2=125×π×ρ×L×D^4
"125"は何でしょうか?
一般的には GD^2=(1/8)×π×ρ×L×D^4 だと思うのですが。


>これが、余裕率を含めた制動トルクとなります。
どの部分が"余裕率"なのでしょうか?

大変有り難うございます。m(_ _)m
その通りです。退出時のみ使用するロック専用のトルクが知りたいのです。
度々すみませんが、まだ疑問点があるので、教えて頂けると有り難いです。
宜しくお願い致します。

以下、教えて頂いた通り算出してみました。
タイヤの回転数を2000rpm ( 1rpm = 1/60 s^-1 )と仮定して、トルクTを算出
(現行クラウンアスリート3.5の諸元表より)
(最高出力<ネット> 232[315]/6,400 kW[PS]/r.p.m.)
(最大トルク<ネット> 377[38.4]/4,800 N・m[kgf・m]/r.p.m)

T = { 232 × 10^3(N・m/s) } ÷ { 2000/60(s^-1) }
  = 6960(N・m)

退出速度を10km/h ( 1km/h = 0.2778m/s )と仮定して、タイヤとローラーの設置面の力Fを算出

F = 6960 (N・m) ÷ 2.778 (m/s) = 2505 (N・s)



1.算出したFの単位がニュートン秒になってしまいました。
       2505(N・s)=2505{(kg・m/s^2)・s}=2505(kg・m/s)
  ニュートンであればしっくりくるのですが、これは力というか運動量ですよね?
  この先、どうしたら良いかいまいちわかりません。

  算出したFが力であれば、Fとタイヤ有効半径の積がローラーを回そうとする駆動トルクになり、
  下記の関係になるように制動トルクを決めれば良いかと思ったのですが・・・
       駆動トルク < 制動トルク

2.算出したFは、タイヤ一本当たりの値と考えて良いのでしょうか?

失礼しました。
ここでは角速度で考えなければならないから( 1rpm = 2π×1/60 rad/s )ですね。

ということで、
T = { 232 × 10^3(N・m/s) } ÷ { 2000×2π/60(rad/s) }
  ≒ 1108(N・m)

それにしても、この値は高すぎますね・・・
つまり、最高出力232kWで考えてはダメで、2000rpmの時の出力で計算しなければならないということですね。


それと退出速度10km/hの件は、単純に時速10キロで退出するからといってそのまま計算出来ないという事ですよね・・・

なんだか頭がこんがらがってきました。。。

質問者
2009/10/27 21:38
回答No.3

以前、設計したことがある。確か、シリンダーで150~200kgf程度で押した
記憶が。。。但し、ブレーキパッドの材質により摩擦係数が大きくことなる
が、そこらへんがノウハウになるかも。ローラーはφ400弱位だったかと思う

受けローラーは、2個で駆動輪を受けていて各々ブレーキを設置したのだった
従って、一個の受けローラーだと倍の制動トルクが必要になることになる
ちなみに摩擦係数も乾燥した金属とゴムとして、最低μ=0.5は見込めると思う

お礼

2009/10/28 10:54

有り難うございます。
参考にさせて頂きます。

質問者

お礼をおくりました

さらに、この回答をベストアンサーに選びますか?

ベストアンサーを選ぶと質問が締切られます。
なおベストアンサーを選びなおすことはできません。