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銅とアンモニアの反応
2023/10/17 12:20
- 銅とアンモニアの反応について調査しました。
- 純銅を使ってSUSとSUSをろう付けしましたが、ろう材のはみ出しを剥離するために25%アンモニア水を使用する予定です。
- 銅イオンとアンモニアの反応式についてネットで検索しましたが、本件として適用できるかは不明です。また、アンモニアにステンレスを長時間漬けると劣化する可能性があります。
銅とアンモニアの反応
2009/09/04 14:13
純銅(99.9%以上)の銅を使ってSUSとSUSをろう付けをしました。
(銅ロウ付けです)
ろう材(銅)のはみ出しがあったので、25%アンモニア水で剥離を行う予定です。
ここで質問ですが、
SUSに付着した銅を25%アンモニア水で剥離(=腐食?)する際の化学式はどうなるのでしょうか?
(ネット上で銅イオンとアンモニアの反応式は見つけましたが、それがそのまま本件に当てはまるか不明)
また、長時間アンモニアにステンレスを漬けてステンレスの劣化はないでしょうか?
教えていただきたく、よろしくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
低濃度のアンモニア水溶液中では、銅は水酸化銅を生成しますが、高濃度になると銅とアンモニアは配位結合(銅イオンをアンモニアが覆うような結合)を起こし、テトラアンミン銅イオンという錯体を生成します。これが高い溶解度を示し、銅の溶解そのものを引き起こします。
実際にアンモニア溶液を銅に接触させると錯体特有の濃青色を示します。水酸化銅を生成する反応では液の着色はわずかです。
ネット上で見たと言われている反応が何かは不明ですが、上記のいずれかと思います。なお、化学装置においてはアンモニア環境に銅配管を使うことは、錯体生成による腐食を考慮しますので、使用しません。
SUSに対して、アンモニアは直接反応しないため問題ありません。腐食としてはpHの影響のみを考慮すればいいですが、アンモニアはpH12程度ですので、SUSへの影響はないと考えて差し支えありません。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
銅材は水酸化銅を生成し,溶解すると思います。
ただし腐食後のステンレスの接触腐食や応力腐食割れに注意が必要です。
お礼
2009/09/14 10:39
ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
お礼
2009/09/14 10:40
ありがとうございます。
大変参考になりました。
不明点があれば再度ご質問させていただきます。