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NC旋盤 シャフト物の加工について
2009/09/02 20:51
宜しくお願いします。
NC旋盤でφ25.4×420のシャフトの加工をφ28×425(黒皮)S45Cから加工をしています。
素材が若干?曲がっていて(多いもので1mm程度?)把握する所とセンタが芯ずれあり、そのままセンタを押して加工すると、曲がりを矯正して加工している為、センタを離すと当然曲がり(振れ)が出てしまいます。
はじめの時の工程では
1、素材の状態で短く掴み、端面にセンター穴をあける。
2、突き出し260程度(機械側のの芯間の限度)で掴んでセンターを押して加工。
振れがひどい状態。
現状は次の様な工程で加工しています。
?、素材の状態で180程突き出し端面外径を加工。。
?、削った外径を把握して、汎用旋盤で端面センタ穴加工。
?、NC旋盤で削った外径を把握して、突き出し260程度でセンターを押して加工。
はじめよりは、振れは軽減したが多いと先端で0.03ほど振れるものがある。
シャフト物の加工経験が浅く未熟者ですが、一般的にどのように素材の曲がりを取って行くのでしょうか。
回答 (2件中 1~2件目)
まず、どの工程で振れが生じているか調べてみるといいと思います。
?センタもみ時
センタ穴は必ず主軸中心にあくので、
センタ穴のテーパ部の振れは5ミクロンもないはずです。
?尺とり時
ワークが曲がっているということなので、
おそらくこのときにセンタ穴の位置がずれていると
思います。
?外形粗加工時
加工後にセンタを押したまま、外形の振れを測定します。
また、センタを逃がした状態でも測定します。
?外形仕上げ加工時
粗加工と同様に測定します。
振れをださないための無難な方法は、
外形仕上げ加工前にセンタ穴をあけることです。
外形粗加工のびびりが気になるならば、
外形仕上げ加工前にセンタ穴を追加工してください。
0.5mmも深くつけば大丈夫だと思います。
また、センタと主軸との位置ずれがないかも
確認してください。
以上、ご検討ください。
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一番簡単な方法は 材料を機械投入前に センターレスで外径をそろえる事が効果的です、金銭的な面も含め考えてみて下さい。
お礼
2009/09/03 16:32
早速の回答、ありがとうございます。
センターレスですね、出来る所をさがして見積もりを取ってみます。
お礼
2009/09/03 16:35
丁寧な回答ありがとうございます。
参考に、進めて行きたいと思います。