このQ&Aは役に立ちましたか?
機械出口エレベーターのベルト走行速度を上げるためのプーリー選定方法は?
2023/10/17 12:42
- 機械出口エレベーターのベルト走行速度を上げるためにタイミングプーリーを変更したいが、選定方法が分からない。
- 現在のプーリーは歯数36、ピッチ14mmを使用しており、ベルト走行速度は121m/minである(インバーターモーター60Hz時)。
- ベルト走行速度を180m/minまで上げたい。
プーリー選定について
2009/08/18 11:41
機械出口エレベーターのベルト走行速度を上げる為、タイミングプーリーを変更して速度アップを行いたいのですが、プーリーの選定方法が分からず困っております。
現在のプーリーは、
モーター側プーリー,エレベーター側プーリー共に
歯数:36
ピッチ:14mm のプーリーを使用していて、ベルト走行速度が121m/minです(インバーターモーター60Hz時)。
同じ60Hz時で、ベルト走行速度を180m/minまであげたいです。
宜しくお願いいたします。
回答 (5件中 1~5件目)
ギヤ比変えちゃうと、トルクが落ちちゃいますよね。
インバータモータ60Hzが90Hzになって発生トルク落ちなきゃ使える?
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
モーター側プーリー エレベーター側プーリー
歯数 36T(Tは歯数の単位) 36T(Tの呼び名はチョウ)
にて、ベルト走行速度が121m/minなら、
モーター側プーリー エレベーター側プーリー
歯数 36T 36T×(121m/min÷180m/min)
= 24.2T ≒24T ≒ 22T
又は、 36T×(180m/min÷121m/min) 36T
= 53.6T ≒54T ≒ 56T
にすると、ベルト走行速度が180m/minより少し速くなるか、効率で同じに
なるかが、微妙です。インバーターモーター使用なので、若干大き目又は
小さ目のプーリーを使用して周波数を落とし、ベルト走行速度を180m/min
にした方が得策です。計算で丁度にすると、効率でベルト走行速度が180m
/min未満となる危険があります。
プーリーの選定は、前述の如くですが、エレベーターの最大積載重量は
同じで、速度が約1.5倍にするのであれば、多分 モーターも1.5倍にしない
と駄目です。
すると、ベルトやプーリーも強度を1.5倍強度増し。軸も1.5度増しとなるの
で、ここは、最大積載量を1/1.5に減少させると、割と簡単に改造ができ
そうです。
追加検討事項です。
動力は次の式で計算できます。
P=ω×T
P(W)-----------動力(=仕事率)
ω(rad/s)------角速度
T(N・m)--------トルク
モータの回転速度が同一でも、プーリ比を変えて増速しますので、モータ軸側
に加わるトルクが増大します。
トルクが1.5倍になりますので適用するモータ出力も1.5倍必要になります。
同時にインバータ容量もモータ出力に合わせる必要もあります。
さらに電源や適用機器類もチェックする必要があります。
なお、現状の負荷状態が非常の軽い場合(1/1.5=0.66以下)ですと、運転が可能
だろうと思います。
なお、坂道を高速のギヤで進む自転車を想像して下さい。人の場合でも同じ荷物
を持って歩く場合と駆け足で移動する場合とで仕事(率)を比較して下さい。
エレベータの設計者なんですかね?
だとしましたら、上記内容での相談はネットではなく
社内の者として問題を解決されるべきと思います。
安易な仕事をして人身事故を起こすことが十分考えられます。
何でもネットではなく、物事をよく考えないとね。
121→180m/minであれば、150%にあげたいという事ですね。
という事は単純に、
1)駆動側のプーリの歯数を54枚(ピッチは変更せず)
2)従動側のプーリの歯数を24枚(ピッチは変更せず)
のどちらかを行なえばよいです。
寸法的に余裕があるなら、1)の方を勧めます。
1)の場合、モータ側ですので、モータの力をそのまま伝える事が出来ますし、タイミングベルトは結構固いので、プーリを小さくすると、ベルトの寿命を短くする恐れがあります。
基本は、現状駆動側の歯数をminとして考えてください。
(駆動側をそれ以上小さくすると、元の力が小さくなり、伝達トルク低下が大きくなります)
回答(3)(4)さんが言われているように、「エレベータ」という事を忘れ、速度アップだけの回答になってしまいましたね。
積載荷重関係については、回答(3)(4)さんの回答を参考にしてください。