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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:歯車の歯面面圧評価)

歯車の歯面面圧評価とは?

2023/10/17 14:37

このQ&Aのポイント
  • 歯面強度の評価方法には、JGMAの計算とAGMAの計算があります。
  • SF=(許容応力/計算応力)^2は、どのような意味を持つのでしょうか?
  • 本記事では、歯車の歯面面圧評価について解説します。
※ 以下は、質問の原文です

歯車の歯面面圧評価

2009/06/25 00:19

ある減速機メーカーの計算書に歯面強度SF=許容応力/計算応力とSF=(許容応力/計算応力)^2 の2種類の記載がありました。両者の違いは前者がJGMAの計算。後者がAGMAの計算です。SF=許容応力/計算応力はなじみやすいのですが、SF=(許容応力/計算応力)^2はどのような意味を持つのでしょうか?ご教示お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2009/06/26 09:55
回答No.1

少しややこしい話になりますが,代表値である許容応力=Sy,計算応力=Sx
として一般に設計上の安全率 SF=Sy/Sx(1) として扱います。
しかし実際にはSxやSyは分布を持っているため,確率的に考えるとSxおよび
Syは標準偏差σx,σyを有していると考えます。正規分布を考えた場合2つの
分布のラップ部分が危険域となり,このラップ部分の分布を考慮してSFを
確率的に求めます。危険域であるこのラップ部分の分布における安全率は
SF=SF・ηx/ηy(2) で表されます。ここにηxとηyは各分布の変動係数
ηx=σx^2/Sx,ηy=σy^2/Sy ですので,仮にσx=σy=σ とすれば
ηx/ηy=Sy/Sx (3)となります。
(1)~(3)式をまとめると SF=(Sy/Sx)^2 と言う結論が得られます。
つまり SF=(許容応力/計算応力)^2 は許容応力と計算応力2つの分布
を考慮した場合の安全率であり,両分布の標準偏差が等価であれば妥当性の
ある値であると考えます。ただし設計上はSF>1 に設定するので,JGMA
の計算の方が安全側にあると言うこともできますので,代表値による単純化
したこの計算も重要性は高いと思います。

変動係数 ηx=σx/Sx,ηy=σy/Syに訂正します。

お礼

2009/06/26 21:36

要素奇知さん
わかりやすい説明ありがとうございました。すっきりしました。
確率的に考えられたものとは思いもよりませんでした。
もっと、確率・統計を勉強します。

質問者

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