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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:加工液(油、水)の違いによる機械の使い分け)

加工液の違いによる機械の使い分け

2023/10/17 16:26

このQ&Aのポイント
  • 加工液(油、水)による機械の使い分けについて。
  • 純水と油の加工液の違いやそれぞれの利点・欠点について。
  • 加工液の選び方や機械の精度について。
※ 以下は、質問の原文です

加工液(油、水)の違いによる機械の使い分け

2009/05/18 20:39

お世話になっております。

ワイヤ放電加工機では、加工液として油と純水の加工機があると思いますが、皆さんはどのように使い分けられているでしょうか?

純水ですと、加工速度が速くできそうですが、サビ・電蝕(超硬)などのデメリットがあると思います。また、油と比べてギャップが大きくなるため高精度加工には向かないという話も聞いたことがあります。

精度面では±0.01~0.005mmあたりまでが実用的かなという感覚がありますが…。
機械や加工物等々によって当然差はできるものと思いますが、一般的にどの程度と知られているのか教えていただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

回答 (1件中 1~1件目)

2009/05/25 22:42
回答No.1

こんにちは。
ワイヤ加工液の比較をして見ました。一般的には下の様になると思います。

加工液水        加工液 油
加工スピード   早い     遅い
加工面祖度  非常に良好      非常に良好
加工精度   非常に良い±3μ     非常に良い±3μ
錆の発生   ややあり          無し
超硬材腐食   有り(加工時間長時間の場合) 無し
加工液管理   やや難しい(樹脂管理)      容易
加工液価格   ほとんど無料           高い
維持費     少々安い             高い


うちの会社では金型のプレート等の大物は水加工で、その金型に入るパーツ関係(ストリッパ・ダイ関係)は油で加工する事が多いです。パーツ(小物)は超硬が多いので腐食を防止する意味で油加工を行っております。最近の水専用のワイヤ加工機も非常に腐食し難くなっていますが、加工時間が長くなると腐食が少し出るようです。鉄関係の加工が多いのであれば水・超硬材料の仕上げ加工が多いのであれば油加工液が良いと思います。水を加工液と使用するのであれば、イオン交換樹脂の交換・フィルター等のメンテナンスはしっかり実施しないと、寸法の変化が大きくなり(放電ギャップが変化)精度が悪化します。その点油は特に気をつける事が少ないので加工液管理は容易です。油加工液を使用する機械を使用する際は、使用する量にもよりますが消防法も関わって来るので、その辺が少し面倒です。
水加工液使用の場合はイオン交換樹脂を毎月購入、油加工液の場合は加工液を総交換しない限り(補充はしますが)特に消耗品代は発生しないですが、加工液の価格が非常に高いので、総合的に比較すると水の方が維持費はかかりません。

参考にして頂けると幸いです。

お礼

2009/05/27 22:40

ご回答ありがとうございました。
とても参考になりました。

感覚的にですが水加工の方が高精度加工に向かないイメージがあり(再現性も含め)、±3以下は全て油加工でやっていました。もう少し、色んな要素を含めて調査を行ないたいと思います。

ありがとうございました。

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