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金属部品の放電加工やワイヤー加工におすすめの安価な接着剤
2023/10/18 05:44
- 放電加工やワイヤー加工において、金属部品をしっかり保持するためには接着剤が有効です。
- 金属部品についた接着剤を溶材で簡単にはがす方法はまだ見つかっていませんが、安価で金属の接着や中和が容易にできる接着剤をご紹介します。
- 中和剤とセットの接着剤もありますが、その使い勝手や加工液への影響については確認が必要です。
放電、ワイヤー加工用接着剤について
2010/05/19 18:48
いつもお世話になっています。
微細な金属部品を放電加工したい時に、モノによっては冶具でも掴みどころがなく(もしくはクランプ力が弱く)、加工負荷にたいしてマグネットテーブルの磁力ではこころもと無い場合があります。
その際、下策とは知りつつも接着剤(アロンアルファ)を使用して、保持力を高めることがあるのですが、この加工後に冶具や製品についた接着剤を溶材ではがすのがまた一苦労となっております。
どなたか、放電加工やワイヤー加工において、安価で金属の接着、中和が容易にできるものをご存知無いでしょうか。中和剤とセットのものも何点かは調べたのですが、実際の使い勝手や加工液への影響がわからず、ここで質問させていただきました。
回答 (3件中 1~3件目)
お答えします。
?スリーボンド社製の瞬間接着剤剥離剤 1795C 45g がいいと思います。
値段は約463円ぐらいです また 硬化促進剤や瞬間接着剤もあります。
パンチ加工の切り落とし仕上げ加工時に使用しています。中粘度の瞬間接着剤
をつけ、硬化促進剤を数滴つけてかたまったら加工します。加工後、接着部を
おおまかに金属片等で取り除いたて、そのまま剥離剤をつけて数分おいて軟らかくしてからとるか、タッパー等の容器に剥離剤を入れて、数十分漬け込んで剥がしています。揮発性が高いので注意してください。
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アロンアルファは熱に弱い点も利用出来ます。
煮沸でもよいが時間がかかる。ホットプレートで150~200℃まで加熱するとボロっと取れる。
どこまで温度を上げて良いかは材質、焼入れ状態次第。150℃なら殆どの金属が大丈夫。
あと、こびり付いたものを取るにはアセトン、MEKなど溶剤が早い。焼入鋼でキズが付かないなら刃ガネでの削落しも併用出来る。
関連した過去質問があったので参考に
アロンアルファを除去するにはスクリーンロックリムーバーと言う製品があります。又、コニシから瞬間接着剤はがし隊と言う製品名で市販されています。
又、女性が爪に使用するエナメルの除去に使うじょこう材でも取れたと思います。瞬間接着剤除去で検索すればいろんな物が有りそうです。
お礼
2010/05/28 08:40
ありがとうございます。
接着剤にこだわってしまいましたが、除去剤単体で探しても全く問題ないわけですよね。もうすこしあたってみます。
スクリーンロックリムーバーを調べてみましたが、手ごろな価格で使いやすそうなきがします。
お礼
2010/05/28 08:45
ありがとうございます。
現在はおっしゃるような、アセトンをふりかけてやわらかくなったところを刃ガネで除去する形をとっています。
それでも5分、10分は手が取られますし、焼き材でも冶具や製品に傷がつく恐れがあるので、さっとふりかけてさっと除去できるような類のものはないかと思案していました。