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ギヤについて
2009/01/29 13:13
サイト内でも検索致しましたが、同じような質問がございませんでしたので質問させて頂きます。
ギヤについて御教授ください。
現在、ギヤの寿命について改良を図っております。その中で、縦置きにした場合、グリース切れでギヤの摩耗が激しくなり歯が痩せて破損する状態から抜け出せません。
パンパンにグリースを入れた状態&グリース供給仕様にしても、同じ時間くらい(2割程度時間増)で破損してしまいます。ギヤの方も、浸炭タイプと高周波タイプの2種類で試しましたが、良い結果が出てきません。
使用しておりますグリースは、モリサーム(モリブデン含有)です。
確かに、ギヤ自体は大きいものではないので、摩耗に対して強いとは言えませんが…。
横置きで使用した場合は、寿命をクリア出来るので、ギヤが一番悪さをしているとはあまり考えられないかと…。
ギヤについて、詳しく載っているサイトや、実際に使用して評判の良いグリースなどございませんでしょうか。
お手数おかけ致します。よろしくお願い致します。
回答 (5件中 1~5件目)
おはようございます
グリースによる潤滑というのは、一般的に低速域に限られると思いますが。。
何故かというと高速になると発熱→グリースが溶け出す→油切れ→磨耗となる
と想像できる。従って高温でも溶け出さないものにするか?もっとも良いのは
オイルバスにして回転する度に油を接触面に飛散・塗布させることとか、或は
ジェット噴霧というのか良く知りませんが兎に角油を切らさなければ良いかと
潤滑というのは、それだけで実に奥が深くまた難しいらしいのは知っています
ネットでもそのサワリくらいは覗けるとは思います。単にグリースと言うが、
色々な種類や調度(硬さ)などがあり、専門家に相談してみた方が良いです
最後に、油切れ→高温→ギヤの膨張→バックラッシの減少→磨耗増大サイクル
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何かがおかしいですね。
縦置きと横置きで、ギヤの荷重条件か軸間距離が異なっているしか
ないでしょう。
因みに、選定のギヤ(歯車)の
* 許容伝達動力、 * 歯の曲げ強さ、 * 歯面強さ
はそれぞれいくらでしょうか?
そして、負荷はいくらでしょうか?
その内容の詳細は、以下のURLを確認下さい。
http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/design/ch06/ch06_03.html
それでも??なら、以下の6.1から確認を
http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/design/ch06/index_j.html
その基礎は、最下部の[ Previous ] [ Mechanical Design ] [ Next ]
を其々クリックして、当該項目を確認下さい。
そして、知識を吸収した上で、歯車メーカーに確認して下さい。
お礼
2009/01/30 09:14
ご回答ありがとうございます。
凄く難しいですね^^;
現在、改良を図っているギヤは、社内で設計されたもので、強度などの資料が残ってないんです…。
勉強がてら、自分でコツコツ計算してみます。教えて頂いたサイト、見やすくていいですね。使用させていただきます。
ありがとうございました。
ギアにコーティングするというのはいかがでしょう?
硬さのコーティングではなく、オイルレスで使用するための摩擦係数を下げる処理が有ります。
水中、宇宙、航空などのグリス(油)が使用できない箇所で使用されているものです。そんなに高価なものではないですよ。
メッキ系は今回は効果ないと思います。
カニゼンではだめですよ。ベーキングしてもかじると思います。
タフトライドは摩擦係数は下がるのですが、まだまだ不十分です。
テフロンコートでは密着性の関係、耐酸化温度の関係から無理だと思います。
摺動抵抗を下げたいので、油脂系のコーティング、もしくはWPCになります。例えば、二硫化モリブデンを含んだコーティングとか。実は、そのほかにもあるのですが、ここではちょっと。
無給油で使用するためのコーティングが良いと思います。
お礼
2009/01/30 09:05
ご回答ありがとうございます。
昨日、私もネットでいろいろ調べておりまして、コーティングを見つけました。
メッキ系やタフトライドなどですよね?
興味がありますので、比較的安価なカニゼンで試してみようと思います。さらに、メッキ処理後べーキングもしてみます。
ありがとうございました。
KHKさんに、聞いてごらんなさい。
お礼
2009/01/30 09:23
ありがとう
ギャの噛合いが強すぎるのでしょう
適正なバックラッシュを持たせられる構造に変更する必要があると思いますよ。
発熱の影響で軸が伸びる事もあります。
お礼
2009/01/29 14:07
ご回答ありがとうございます。
一応、バックラッシは0.04~0.1とってあります。
自分がした設計ではないので、なぜその値になったかはわかりませんが・・・。
発熱はかなりありますね。何度か試験の途中で、ベアリングの付け根から折れてしまったことがありますので。恐らく発熱による軸伸びに耐えられなかったのでしょう。
もう一度、バックラッシの計算をしてみます。
ありがとうございました。
お礼
2009/01/30 09:22
ご回答ありがとうございます。
なるほど。確かにそうですよね。
現在使用しているグリースの許容温度が200度まで大丈夫なので、原理としては溶けないはずなのですが・・・。溶けるんですよねぇ。
粘度の高いものと低いもので、一度実験してみます。
オイルバスとジェット噴霧、初めて聞きました^^;また調べてみます。
ありがとうございました。