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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:冷却時間について。)

冷却時間による成形の問題 - ヒケの仕上がりの差とは

2023/10/17 22:33

このQ&Aのポイント
  • 厚肉の成形において、冷却時間の変更によってヒケの仕上がりが変わることが分かりました。
  • 冷却時間が長い場合はヒケがなく、短い場合はヒケが強いです。
  • 取り出し後すぐにヒケを観察しても、その差は明らかであり、冷却中に型内で何かが起きていると考えられます。現象のメカニズムについて教えてください。
※ 以下は、質問の原文です

冷却時間について。

2009/01/08 08:07

厚肉(15×20×15)の成形をしています。
材料はアクリペット VH です。
成形の問題は、ヒケです。

その時気がついたのですが、同じ条件で(速度 圧力 温度等)いじらないで
冷却時間だけ変更した時にヒケの仕上がりが変わりました。
冷却時間が長い時はヒケ無し。
冷却時間が短い時はヒケが強いです。
取り出し後すぐにヒケを観察しても、その差は明らかです。
表面がかたまっている、いないの問題もあると思いますが、
取り出し後のヒケ状態で差が出ているので、冷却中に型内でなにか起きている気がします。
どなたか、現象のメカニズム等教えていただけないでしょうか。
ちなみに型温は85°樹脂温は270°です。

回答 (1件中 1~1件目)

2009/01/08 09:07
回答No.1

冷却時間によるひけの差については、金型温度による差が大きく左右します。
冷却時間が短い場合、金型から出た時点で外気の温度により表面が急激に冷却される為に表面温度と内部温度に大きな差が出てくる為にひけの原因になります。
冷却時間が長く金型温度が高ければ金型内で徐々に冷却され表面温度と内部温度に差が出にくいのでひけが少なくなります。
以上簡単ですが参考にしていただければと思います。

ひけの発生は冷却スピードの差によって発生します。
表面が冷やされると硬化します、その時点で収縮が有る程度収まりますが、内部がまだ高温の状態で収縮が続いています。
そのために内部の収縮率と外側の収縮率が変わるためにひけが発生します。
品物自体が全体的にゆっくり冷却されると内外部の収縮率が同じようになりひけが少なくなります。ひけを少なくするには樹脂全体の冷却を同じようにすることが必要です。しかし、そのようなことは現実的に難しく、
成形条件、射出スピード遅く、圧力を高く、樹脂温低く等
金型条件、金型温度を高く、ゲートを大きく
取り出してから湯に入れてゆっくり冷却する等のいろんな条件で対応しなければなりません。
透明品で肉厚の物を作ったときに発生する内部気泡(ボイド)等は表面に出ないひけといえると思います。
又、球体の様な形状で有れば冷却の条件がどこの部分も同じようになるためひけが少なくなりますが、立方体の場合は角の部分と平面の部分では条件が大きく違うためにひけが発生しやすいです。

お礼

2009/01/09 12:59

ご回答いただきありがとうございます。
少しみてみたい気がしますが、金型が開いた瞬間に 表面が硬化してないので、ボコっとへこむ可能性があるという理解でよろしいでしょうか。
ありがとうございました。

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