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ステンレス製キャビネットにSPCC補強板を溶接する際の利点など
2023/10/17 23:56
- SUS304鋼板のキャビネットにSPCC鋼板を溶接する利点や理由について、ユーザーからの問い合わせがありました。
- SUS304鋼板のキャビネットにSPCC鋼板を溶接することで、異種金属の接合による電蝕や錆の問題がなくなることや、強度に問題がないことが示されています。
- また、SUS304鋼板のキャビネットにSUS304鋼板を溶接すると歪みの問題が生じる可能性があるため、SPCC鋼板を使用した補強溶接が選ばれました。
ステンレス製キャビネットにSPCC補強板を溶接す…
2010/11/12 13:42
ステンレス製キャビネットにSPCC補強板を溶接する際の利点など
SUS304鋼板で通信機器用キャビネットを製作しています。
SUS304鋼板の厚さが1.5mmと薄めなのと、搭載機器の重量から、板金屋さん
からの提案もあって、キャビネットの内側にSPCC鋼板で厚さ2.3mmの補強を
溶接し、電着塗装と焼付塗装をしました。
十分な塗装を行うことから異種金属の接合による電蝕や錆などの問題がない
ことや、強度についても問題もないと考えておりましたが、ユーザーからSU
S製と指示したものに対してSPCC鋼材を溶接したことに対する優位理由を問
われてしまいました。
そもそもSUS304のキャビネットにSUS304の補強板を溶接すればよかったので
すが、板金屋さんの理由がそうであったとおり、溶接時の歪みを懸念しSPCC
の補強板を使用したと説明しましたが満足頂けませんでした。
色々調べましたが、強度・耐性などで優位になる理由は見つけることはでき
ませんでした。
このようにSUS製の製品に対してSPCC材のものを溶接した場合に、ほかに利
点になりそうな理由はあるのでしょうか?また、私は板金や溶接に関しては
素人ですが、このような異種材料による補強溶接は一般的なのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
貴方の質問の中に既に答えが出ているように思います。
>板金屋さんの理由がそうであったとおり、溶接時の歪みを懸念しSPCC
の補強板を使用した
製作上、容易な選択をしたことになります。
>強度・耐性などで優位になる理由は見つけることはできませんでした
ユーザーサイドからのメリットは考慮されていません。
機能面を優先するのならいざ知らず、強度・耐性を問題にするならユーザー
を説得するのは難しいと思います。
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優位性はコストメリット位かとおもいます。
でも、それ以前に、仕様変更する際にユーザーに確認をした方が良かったのでは?
キャビネットとはいえ仕様環境が判らない為、一概に安易な事はお話しできませんが、スポット溶接等での補強溶接であれば歪みという面からも、あまりSPCCの優位性が見当たりません。正直にお話して、指示を仰ぐほうが得策かと思います。
お礼
2010/11/12 14:50
素早いご回答ありがとうございました。
既にユーザー様にはこの件についてお話してあり、認めて頂ける方向なの
ですが、その際にSPCCの補強がSUSに比べて優位な理由を示してほしいと
言われおり調べておりました。
理由を後付けしていることが、苦しい状況だと認識できました。前向きに
相談してみようと思います。