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TOP SOLIDとMICRO CADAMの選択
2023/10/18 01:53
- 自動機やジグの設計をしているメーカーで、長年マイクロキャダムを使用してきましたが、会社からTOP SOLIDへの移行のプレッシャーを感じています。
- 現在はマイクロキャダムで2Dの組図や部品図を作成し、DXF形式でデータのやり取りをしていますが、図形の変換がスムーズであれば問題ありません。
- TOP SOLIDの2Dの操作性には不満を感じており、また3Dの必要性も感じないため、マイクロキャダムの利用をやめてTOP SOLIDへの移行はメリットが少ないと考えています。
TOP SOLIDとMICRO CADAMの選択
2010/09/06 09:15
メーカーで自社使用の自動機やジグの設計をしています。
20年以上前から、マイクロキャダムを使用しています。
会社側から、TOP SOLIDを使用するようなプレッシャーを
掛けられています。
組図、部品図を2Dで作図しています。
データのやりとりはDXFでもらってマイクロキャダムのデータに
変換していますが、図形のみ変換できれば困ることはありません。
TOP SOLIDの2Dを触ってみましたが、オペレーションはあまり良く
ないように感じました。
3Dは仕事の中で、必要性を感じていません。
3Dをやらない前提で、マイクロキャダムをやめてTOP SOLIDに
変えてしまおう、というのはただ混乱を招くだけで
メリットが少ないように感じています。
皆さんのアドバイスを伺いたいと思い投稿させていただきました。
当方は機械設計はそれなりにできますが、CADに関しては操作以外は
素人という前提でお答えいただければと思います。
その他の回答 (7件中 6~7件目)
その議論は2Dの負けです
製造に携わる人 = 2Dの図面が読める 人 ではありません
http://monoist.atmarkit.co.jp/fmecha/articles/cadrill/05/cadrill05.htm
図面抜粋
2Dの図面
http://monoist.atmarkit.co.jp/fmecha/articles/cadrill/05/cadrill_q2.pdf
から
3Dのモデル
http://monoist.atmarkit.co.jp/fmecha/articles/cadrill/05/cadrill05_clip_image004.jpg
を想像するのは
結構な能力がいます
加工者
組付者
↑
この辺は必須のはずだが 量産品でボタン押すだけの人は無理
果ては 営業 エンドユーザー
すべてに図面を理解するのは 無理です
デメリットは操作性です
それ以外基本的にはありません
設計のメリット
もちろん設計者のメリットもないと
同時に検討できます
2Dの場合 正面を描いて 検討し
側面を検討し 成り立たない場合
また正面図に戻ります
このルチーンは当たり前ですが
3Dの場合同時にできます
↑
実際にはこれが一番効く
どうせ2次元に落とさないといけないんでしょ
TOP SOLIDも半分ぐらい自動でやってくれます
http://www.kodamacorp.co.jp/products/topsolid/autodraw.html
部品表
3Dの場合 いろいろな属性を着けることが可能です
部品名 個数(自動) メーカー名
これらは 比較的時間の余裕のある組図の段階に
目盛るのですが
部品表は一番最後のどたばたにかかれます
結構な時間がかかりますが
自動です
エンドモデルになると
http://www.kodamacorp.co.jp/products/topsolid/topsolidansysplugin.html
構造計算を設計しながらできます
↑
この効果は実際に大きい
3D化は技術革新です
馬車と自動車 なら どちらを選ぶか という問題です
操作性は慣れれば いいだけの話です
設計の考え方
治具を作るとき
製品を おき(番線等を基準)
それを基準に 設計していきます
現合で作るとき
現物に合わせて作っていきます
↑
基準線は現物にはありません
3DCADは どちらかといえば
現合に近い考え方で描くとものすごく早くなります
3Dで描いても最終的に2D出力なんだが
もっと高度につかう
↑
裏技っぽい使い方 ハイブリッドな図面を書くときによく使う技です
>>全てを2Dの世界で完結するときに、どちらのCADがよい
これでも負けない
3DCADでも2DCADとして使えます
昨日は品粗だが それを補う拘束という概念が加わります
これが理解できないと 2DCADから入った人は 使える過去のヤロー
っていうことになる
質問者も ほかの回答者(2Dしか使ってない人)も これに陥る
レイヤーという概念はなくなります
3Dを2Dで使う 時の効果
http://monoist.atmarkit.co.jp/fmecha/articles/cadrill/05/cadrill_q2.pdf
上記
普通図面の
R245とR40の局面の求めるとき
2DのCADの場合
作図には幾何の技能が要りますが
↑
実際に書いてみてください
一発でかけるコマンドがあれば楽ですが
3Dの場合
いらない
えいやぁーでできてしまう
↑
多分使った人じゃないとわからない
3D の場合 拘束と いう 機能があります
たとえば
R40をR15 に変更したり
R245をR200に変更するのは瞬時にできます
もちろん モデルも自動で更新され
2D更新されます
参考
http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=241213&event=QE0004
図面の書き方そのものが変わります
まあ、世間はまだ2D主流なんだけどね
手書きから→CADに以降したときも何十年とかかった
いまだいるのかしら
(2000年頃にはまだいた)
青焼機の需要もまだあるようなので絶滅はしてないようですが
値段の話すると3D=高いような気がするけど
ボッタクリ(保守管理費の問題だけです)
某autodesk なら、保守つけても1台数万円
というか 保守自体 考え方が古く
数年たったら パソコンともども一気に更新したほうがいい
数十台を一気に変えると費用が馬鹿にならないが
下位互換を保てば
年数代ずつ入れ替えていく方法もできる
↑
そう考えるとCATIAなんかボッタクリソフト保守なんかいらない
↑
データトンでも誰も保障はしてくれない
バグがあっても直らなかったりする
操作がわからないのは一年ぐらい使いこなせば わかる
というかネットで聞いたほうが早い
↑
保守に入っていようが ロストしたデータは
自分自身でバックアップとってないと
2D描きには3Dアレルギーが多いけど
3Dに移行すると2Dには戻れません
2Dの図面書いていても無意識にぐりぐりまわしてしまう
アレルギー起こさず 使ってみましょう
設計事務所なら
なぜかしら AUTOCAD2000 あたりが 転がっているはずです
なぜかしら、CD-Rだったり するのは不問です
昼休みにで なぜかしら インスト して
まあ、適当な 図面を DXF でもってきて
キーボードで
obit と入力して
マウスをぐるぐる回してみましょう
autocad 3D と ググレば 3Dで描く方法も見つかると思います
いつも言ってますが autocadは 立派な3DCADです
>>全てを2Dの世界で完結するときに、どちらのCADがよいのかという質問です。
この答えの回答でもあります
まとめ
AUTOCADを3DCADとして使ってる人は稀(世間では2DCADと認識されてる)
AUTOCADは3DCAD(LTも3Dです ソリッド作れないけど)
↑
3DCADを2Dとして使うのは 可能
↑
もったいない
ただし、AUTOCADはノンヒスの3D
ヒストリー系のCADでも もちろんAUTOCADみたいに 2Dとしても使える
↑
ヒストリー系には拘束という概念が存在する
レイヤーという概念はなくなる
まあ、毛嫌いせず使ってみるのが一番です
高いので躊躇しますが
無料のCADもあるし
http://www.alibre.jp/download/
無料体験版
ThinkDesign
http://www.caelum.co.jp/product/thinkdesign/master.php
保存ができないだけ
それとなぜかしらころっがっていそうな
AUTOCAD2000 以降 できれば無印
長文になったけど
やっぱり3DCAD の勝ち
超長文だな
>>「専用機の一品料理の世界に、そんな夢みたいなこと言われてもなー」
実は一品もののほうが3Dの効果は高い ことは
実はまったく知られてません
>>自社使用の自動機やジグの設計
の場合
特にそうです
あくまでも 私自身ですが
ある意設備の構想図を書くとしましょう
2Dでは大体 1週間です(残業あり22時近く かかって)
3Dではまあかかっても 2~3日です(下手すると定時です)
理由←書き方事態が変わる意味
シリンダーメーカーなどは ソリッドモデルを用意してあるから
ネット上で読んできて 間接(拘束いれて)おしまい
ミスミあたりを多用すれば
書くのはブラケットとベースぐらい?
クランプも一回描いてしまえばおしまい
(割り面はブリーアンでえいやぁー)
動きを確認して終了←拘束をエイエイとかまってやるだけ
あとは 2Dに落としてやれば オk
2Dの場合は 多分わかると思います
1.DXFで読んできて
2.陰影処理して(破線に変えて)← これ 実は設計業務ではない
3.レイヤー変えて ← これも実は設計業務ではない
4.検討して 2に戻る
(3Dの場合ここがえいえいにあたる 使ってない人にはわからないでしょうが 文字通り えいえいぐらいの時間しかかかりません)
たぶん2.3って結構なウエイトがかかってるはずです
実際には2・3は設計しているわけではありません
寸法考えてないし 表現を考えてるだけ
↑
この時間が省けます
ほかにも線の太さとか中心線とか実際の設計業務でないことを
設計業務としてやってます
↑
これが3Dでは半自動化(アルゴリズムが完全じゃないので全自動ではない)され90% ぐらいできる
しかも寸法さえも
↑
これらは、誰も評価されていません
メーカーは
>>「3D CADで設計から製造まで、一貫の体制を作りたい」
↑
これを表に出している
デジタルプロトタイプ いや うちは一品ものだから そんなのいらない
と考えますが
実際には先に書いたことが ものすごく利いてきます
多分上流は(システム管理)
CADメーカーの言いなりでTOP SOLIDを進めているのでしょうが
使いこなせなければ ただのゴミで
3DCAD導入の失敗は 使いこなせないことにあります
ここで重要なのはユーザー数です
メーカーは実際に設計しているわけでなく
システムを作ってるだけだから
&
今の3DCADは ほとんど外国製 で
下手すると代理店だったりする
使ってる人たちの生の声が一番いいです
そうすると
TOP SOLIDはユーザーが少ないのでお勧めしません
巷で一番多いのは
インベンターは(腐っても世界No1のautodeskです)
http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/item?siteID=1169823&id=5345484
設備に特化したものです
ソリッドワークスなどもあります
http://www.solidworks.co.jp/
大阪あたりでは 自主規制されているらしく
ユーザーがいっぱいいるらしい
こういったことも考えたほうがいいです
ちなみに
上流が3DCAD 導入だ
現場が使えこなせない
ゴミ箱いき という例は 累々とあります
また長文・・・orz
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解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
お礼
2010/09/06 11:13
ハハハ様、ご回答ありがとうございます。
私の文章がヘタクソで質問の意図がうまく
伝わらなかったようです。申し訳ありません。
2Dが良いか3Dが良いか、ということではなく、
全てを2Dの世界で完結するときに、どちらのCADが
よいのかという質問です。