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SUS316ポンプハウジング内の全面変色、原因と解決策を解説
2023/10/18 03:42
- SUS316製ポンプハウジング内で全面変色が発生しています。色は黄色から青色まで変化しており、使用環境や液の成分が原因である可能性があります。
- 毎日Na+とCl-の電解質液を通水し、その後次亜塩素酸Naを滞留することによって変色が起きています。特に酸化発色が起こっていると考えられます。
- 変色の具体的な原因や解決策については、専門知識を持つ方のアドバイスが必要です。酸化発色の原理や効果的な対策などについて詳しく知りたい方は、専門家にご相談ください。
SUS316の全面変色(黄色・青色)
2010/07/11 00:00
SUS316製ポンプハウジング内で全面変色を経験しています。色は黄色~青色です。使用環境は、
?毎日主にNa+とcl-の電解質液を約15時間通水しています。液温度は36度前後です。
?その後、ポンプ内の消毒目的で次亜塩素酸Na(500ppm)を6時間滞留を毎日行います。液温度は水道水程度です。
?その他にも酢酸を週2回ほど通水させます。液温度は水道水程度です。
変色は、酸化発色?と推測してますが、変色する原理や詳しい原因など、ご存知の方がいらっしゃいましたらご回答をよろしくお願いします
回答 (2件中 1~2件目)
昨日書いたのに
次亜塩素酸ナトリウム=NaClO
で
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%A1%E4%BA%9C%E5%A1%A9%E7%B4%A0%E9%85%B8%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
水酸化ナトリウムの水溶液に塩素を通じて得られる。不安定なため、通常は水溶液として貯蔵、使用される。水溶液は安定で長期の保存が可能だが、時間と共に自然分解し酸素を放って塩化ナトリウム水溶液に変化していく。
ほっておくと
塩化ナトリウム水溶液 NaCl
になる
普通は酸素になるのだが
近くにステンがあるので
不導体皮膜の成長が普通より良くなるので
酸化発色してるんじゃないでしょうか
酢酸=CH3COOH
も怪しいけど
こっちは安定してる
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黄色~青色は、純粋かどうか別として、クロムの酸化物でしょう。
特に悪そうなのが次亜塩素酸ナトリウム溶液。
ステンレスは二相系の例外を除きほぼ耐えれない。金属に拘るならハステロイとかチタン、樹脂は耐えるものかなり多し。
>毎日主にNa+とcl-の電解質液
かなり問題あるが、SUS304 ならダメでも SUS316 ならナントカなりそうな
>酢酸を週2回
◎とまでは言えない○みたい。
様子を見る時間はあるでしょうが、耐性のあるポンプへの交換を考えるべきだと思います。配管は?
http://patent.astamuse.com/ja/published/JP/No/2007084841
次亜塩素酸ナトリウムに代表される次亜塩素酸塩水溶液は強い酸化力に起因する殺菌・漂白力を有するため、水道水に極少量添加されて殺菌したり、主に食品製造設備の消毒に用いられる。また製紙工場のパルプ漂白や、着色したフィルム等の脱色にも使用される。この次亜塩素酸塩水溶液は強い酸化力を有するが故に、またその蒸気は分解して腐食性物質である塩化物イオンや塩酸となるため、極めて腐食性の高い環境となる。SUS304やSUS316などの汎用ステンレス鋼を装置構成部材に使用すると、赤さびや孔食、すきま腐食が発生したり、あるいは高温で使用される場合には応力腐食割れも併発することが多く、一般には耐食性に優れるチタンやFRP等の使用例が多い。
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なので、次亜塩素酸ナトリウムを使うと判ってる配管、タンク、ポンプはSUS316を避けるはず。消毒があるのを抜かしていたとか
お礼
2010/07/14 00:27
回答ありがとうございます。
次亜塩素酸ナトリウム溶液の使用が悪いのは、十分認識しています。
しかし、装置使用後の洗浄の為、次亜の使用は必須です。製造業者は、次亜1000ppmまでは使用可能との回答でしたが、腐食対策で半分の500ppmで使用しているのが現状です。
ご回答いただいた様に、製造業者へ耐性のあるポンプへの変更を提案したいと思います。
配管は、シリコンを使用しております。
お礼
2010/07/14 00:58
回答ありがとうございます。
カラーステンレス作成時に、約80℃の硫酸・クロム酸溶液に浸漬するようですが、
次亜でも同じように不導体皮膜が成長し厚みを増した結果、厚さに応じたカラーを発色していると理解してよろしいでしょうか?
よろしくお願い致します。