摩擦係数が低い材料について

Question

建具（引き戸）の下に付けて、引き戸の動きをよくしたいと考えています。
引き戸の重量は約15?、引き戸が動くミゾには超高分子ポリエチレンの敷居すべりがはってあります。よって、建具の下に付ける素材はポリエチレンの上をすべることになります。
現在はジュラコンを下につけておりますが、さらに摩擦が少ないものはあるのでしょうか。ある程度の耐摩耗性も必要になります。
ネットで調べてみましたが、ＰＴＦＥなるものが摩擦性にすぐれているとのこですが、溶融成形ができないことから、ＰＦＡが良いのではと考えています。ただ、価格がジュラコンに対しどのくらいであるか、用途に対し適切なのか、大幅に引き戸の動きが良くなるのか まるでわかりません。

私は樹脂についての知識は全くの素人であり、質問内容も適切ではないかもしれませんが、何かヒントでもいただければありがたいです。

引き戸が動くミゾに貼ってある敷居すべりの素材は、「ノバテックＬＬ」という製品名です。

Answer

超高分子量ポリエチレンに関して、不安視されていますが、
昔は、超高分子量ポリエチレン ＝ 作新工業のニューライトと言って、
SUSの引き戸扉のレール等によく使用していました。

以前は価格が高かったのですが、今は少し安目になっていますが、効果はありますよ。
自己潤滑性に優れているので、樹脂の繊維質が螺旋状に出て、滑りの妨げになるような
事はおきません。

Answer

ＰＴＦＥは耐摩耗において問題があるように思います。不飽和ポリエチレン（高分子ポリエチレン）やＭＣナイロンが使い易いと思います。

添付した資料の中にジュラコン(POM)との比較が記載されていますので
ご覧下さい。
機械強度はやや劣りますが、摩擦特性はかなり向上すると思われます。

Answer

一般的には、超高分子量ポリエチレン（ちょうこうぶんしりょうぽりえちれん、
Ultra High Molecular Weight Polyethylene－UHPEまたはUHMWPE）がよく使用されます。
特徴として、耐摩耗性に優れ、自己潤滑性を持つ。砂を用いた摩擦試験でもフッ素樹脂や
ポリアセタール (POM) よりも良好です。

Answer

つhttp://www.enplanet.com/Ja/Glossary/Data/y005.html

Answer

PTFE の摩擦係数が小さいのは実感できるが、PFA はそれと較べたら劣るのも実感出来る。

動摩擦係数 0.11 0.2 とのデータ（複数確認）
↓グラフ比較でみても改善効果が薄れそう

値段は、、、ざっと、おそらく、エイヤーで、４倍ぐらいは違うような、、、

PTFE にもテープは色々あるのだけど、テープ買って貼るだけになって・・・
感覚的に良さげなのは
　　テフロン含浸ガラスクロスタイプ(片面接着処理)

【パッキンランド】
http://www.packing.co.jp/PTFE/ptfe_tape1.htm#an6

引き戸の動きをよくするための摩擦係数低い材料について