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SKS3焼き入れでのタップ穴とリーマ穴の問題
2023/10/18 04:47
- SKS3を焼き入れした結果、タップ穴とリーマ穴に問題が生じました。タップ穴にφ4のゲージが途中から入らなくなり、リーマ穴が若干倒れている状態です。また、タップ締め上げると位置が微妙にずれる問題も発生しています。
- 焼き入れ後のSKS3のタップ穴やリーマ穴について、3次元的な形状でなくても起こる可能性があります。特にワークが油につける時にななの状態であれば、穴が倒れるようにひずんでしまうことがあります。
- 慣れない作業を行ったため、釜から取り出してすぐに油につけることを優先し、ななめ方向から油につけた結果、問題が生じた可能性があります。
SKS3の焼き入れ
2010/06/09 08:51
SKS3を焼き入れしたのですが、
どうもタップの穴とか リーマ穴 若干倒れているように思うのです、
それはφ4のリーマをあけているのに φ4のゲージが途中からは入らなくなったり、 タップが硬くタップ締め上げると位置が微妙にずれたりするからです。
3次元的な形状でなくて
プレートに
このようなタップ穴や リーマ穴であっても
焼き入れで油につける時に ワークがななの状態でつけると
簡単に穴が倒れる感じにひずんでしまうものなのでしょうか?
慣れない為 釜からだしてすぐ油につけることを優先して
ななめ方向から油につけたのですが。
回答 (2件中 1~2件目)
簡単に言えば、焼き入れによる“焼き膨れ”です。
焼き入れにより、組織が変わり、微妙に焼き膨れします。
ですから、リーマ穴がある場合は研磨や、ねじ穴がある場合は浸炭や窒化等を選択し、
ねじ部分は硬度が上がらなくするか、歪みを極力抑える硬度アップ方法を選択します。
以上が、一般的な対応です。
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焼鈍工程を追加させることで、熱処理による歪を除去してみては如何でしょうかね、
焼鈍とは 「結晶温度まで再加熱を行いゆっくり冷ます」熱処理のことで、 主に内部応力を除去・材料の軟化(粘り強さ)等を目的とします。
焼きなまし(やきなまし、annealing、「焼き鈍し」「焼鈍(しょうどん)」とも)と同義語になります。加工硬化による内部のひずみを取り除き、組織を軟化させ、展延性を向上させる熱処理である。
鋼をオーステナイト組織の状態で十分保持した後、炉中で徐冷する。
SK材よりSKS材は熱処理歪は少ないのですがね。SKS-7の材質に変更する事で改善できる場合もありますが、金型材料であるなら、入手性が無いと考えてください。参考になればと回答しました。
補足
2010/06/11 14:07
ありがとうございます。
焼入れ後
空冷し
釜の温度200度で
ワークを1時間 入れた後外に出して
空冷したのですが、
これが焼きなましですよね?
焼きなまししても歪が残ったということでしょうか?
お礼
2011/05/25 09:16
ありがとうござます。