Vベルト交換で長持ちせず切れる問題要因とは？

基本的に考えられる要因は前出の回答者さんから出ているが
現状をもう少し詳しく記述した方が良いと思う。

ベルトのタイプ・長さ・本数
どの様な切れ方か（ベルトの状態）
ミストにさらされる状態か
出来ればプーリーの径も

あまり知られていない？ かも知れないが
通常のベルト(ＡとかＢ)でオイルが付着し易い場合は「RED(耐油性)」
のタイプを選定する。

極端にプーリーが小さいとテンションの張りすぎは影響大です。

プーリー間の角度や位置ずれに注意が必要。

色々なアドバイスが出てきたと思いますが、
? 設計又は装置メーカーから計算書等を提出させ、伝達能力等が適正か確認する
　 （貴社の設計部署を交えて等で、）
? 調整要領の不味さに関しては、取扱説明書や貴社の組立スタッフと一緒に確認する等で
　 問題点を洗い出す
? 摩耗等に関しては、保全が主幹部署ですが、他の部署の力（目）もかりて、確認する
等々を行った方が良いと考えます。

貴殿の部署に上司が居たら、その方に相談をした上で他の部署等の力をかりて、問題要因
を探すと効率的です。

他の回答者さんの記述内容を、設備確認のチェックシート項目にして、一つづつ皆の目で
確認すると確実です。（設計計算書等は、前もって貴殿が段取りする必要がありますが）

先の方々の回答に追加しておきますと
何度もベルトが切れているようなのでプーリーも摩耗しているはずです。
摩耗の有無は新品のベルトをかけてみればすぐにわかります。
摩耗したプーリーはいくらテンション調整をしてもベルトの寿命を縮めます。早ければ数日でベルトが摩耗して使えなくなります。

ベルトが粗悪品の可能性はないのでしょうか。品質の悪いメーカーの物はすぐに割れたり切れたりします。

あとは根本的な設計の問題でしょうか。

稼動時の伝達動力はＯＫでも、起動時に過大な負荷が掛かり、スリップ
することが考えられます。

そもそも伝えられる力を超えて使っている可能性があります。
一度、トルクを測定されてみてはいかがでしょうか。