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プラスチックの吸水対策
2023/10/18 08:30
- 成形品の吸水を遅らせる方法はありませんか
- 吸水率を重量比で0.15%程度で72時間保管したい
- どんなアイディアでも歓迎します
プラスチックの吸水対策
2010/03/08 13:38
PA6-GF30の成形直後から始まる、成形品の吸水を遅らせる方法はありませんか。ポリ袋に密封、アルミ袋に入れる等テストしましたが、期待する効果が得られません。吸水率を重量比で0.15%程度で72H保管したいと思っています。
どんなアイディアでもあればよろしくお願いします。
回答 (4件中 1~4件目)
ポリ袋、厚手ですか? アルミ袋に密封したのにたった3日で水分オーバーとは?
当該PA6-GF30の原料ペレットの25kg入り袋は?厚手のポリ袋、あるいはアルミ箔かアルミコーティングしたクラフト多層紙袋だと思いますが、それで通常ペッレト水分率0.15%以下をキープのハズです、破れていたり、ミシン孔があったりするのは論外ですが。
ペレットは、溶融状態から押し出され、水槽をくぐらせて冷却されペレットカットされますが、熱々ですので付着した水分は即蒸発し、水分ゼロ(絶乾という)の状態です。そのまだ熱いペレットをその防湿袋に充填、密封して、モルダーに出荷する、高温多湿の環境で半年放置しても、水分0.15%、予備乾燥なしでも成形可のハズ、の防湿袋のハズです。
成形品、離型直後、まだ熱いうちに、放置して冷えること自体が吸湿している現象であり、表面結露するので手遅れです、その防湿袋あるいは市販の防湿袋(アルミ箔袋)に密封する。
また、水分率の測定は、0.1%レベルの測定は、そう簡単ではない。通常KF法が採用されていますが、メンテナンスも手間だし、これは間接分析法であり故障してもわからないという弱点がある。使用頻度が高く、たびたびトラブルので、樹脂メーカーはバックアップのための、樹脂によって温度は変更するが、150℃×20分間の加熱減量法、こちらを信用してます。
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ポり袋に密封の状態が判りませんが、空気中の水分を吸収するわけですから真空状態に保つ事が出来れば、吸湿を防げないでしょうか、プラス吸湿材を入れておく。市販である圧力タンクなどを利用されてはいかがですか。
PA6-GF30 の吸水対策??? 某社リコール対策???
アレニウス則を逆にすれば、温度下げるのも有効では?
事前に気中の水分を搾り取っておくのが必要だとは思いますが
物の大きさやPA6-GF30の性状がわかりませんが…
1)デシケータにシリカゲルを入れ、その中で保管
2)容器を作成し、ドライエアでプラス圧でパージしておく
3)物が大きければ、湿度が調整できる空調室
等でしょうか?
小生も別な物(成形前の粉やその粉を固めた物)の吸湿防止等では苦労しました。
結局、粉の時は容器に蓋をして、湿度調整可能な空調室で保管(max2週間ぐらい)
粉を固める工程で粉計量する為に入れておくバッファタンクにはドライエアを吹込み
固めた後は、雰囲気温度60℃ぐらいの箱の中で保管しました。(これは既に吸湿した物から水分をとばすため)
参考になれば