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PBTとPPSの線膨張係数及び弾性率について
2023/10/18 10:21
- PBTとPPSの線膨張係数及び弾性率について知りたい初心者です。
- 恒温恒湿および冷熱衝撃の試験によってPBTとPPSの線膨張係数及び弾性率がどのように変化するかを知りたいです。
- これらの樹脂が熱的ストレスや加湿ストレスでどのような線膨張係数と弾性率を示すのか理解したいです。
PBTとPPSの線膨張係数及び弾性率について
2010/02/02 14:54
初心者です。既出でしたらすみません。現在電子部品の筐体に使用する樹脂を検討しております。(候補 PBT or PPS)
以下教えて戴きたくお願いします。
・恒温恒湿(例:+85℃/85%RH1000時間)
この試験をするとPBTとPPSの線膨張係数及び弾性率は高くなるか、低くなるか?
・冷熱衝撃(例:-40℃~+120℃ 1000サイクル)
この試験をするとPBTとPPSの線膨張係数及び弾性率は高くなるか、低くなるか?
これらは一般的なPBT、PPSとしての回答で構いません。
理由:これらの樹脂が熱的ストレスや加湿ストレスで、線膨張係数、弾性率がどのような傾向を示すかを知りたい。
乱文ですみませんが、よろしくお願い致します。
質問者が選んだベストアンサー
線膨張係数及び弾性率は、初期の設計には必要なものであるが、長期信頼性にはなじみのない特性値と思います。
今、探す努力もしてないが、過去このグラフは見たことがない。
機械的特性で長期信頼性を判断するには何といってもクリープ特性。
これもネット上での公開は少ないと思える。メーカーにもフィラーの割合等グレード別に完備しているとは限らない。
比較で類推するにはガラス転移温度、熱変形温度、融点が参考にはなる。
なので、試験してください。。。。その前に取引メーカに問合わせるべきですが
予想としては両方あまり変わらないはず。根拠:
金属では元素含有割合だけでほぼ当てられる基本的特性だから。
PPSは同条件での経験有り、まず大丈夫。PBTは温度に強くはないので何とも。加水分解するので強度は心配で、その時に特性値がどう変化するのかは知見無し。
PBT は耐熱性、加水分解とも合否ラインギリギリだと思うので、諦めることなくテストしたほうがよいでしょう。なんせコストがダンチですから。
加水分解は高湿だけではあまり深刻化しないでしょう。+何か、特にアルカリ性に弱いです。メーカによっては改良グレードと銘打つのも出してます。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
下記サイトより物性表をご覧下さい。
お礼
2010/02/03 08:34
有難う御座います。
ご紹介いただいたサイト確認させて戴きました。
参考になる情報があります。
有難う御座いました。
お礼
2010/02/03 08:31
アドバイス有難う御座います。
>PPSは同条件での経験有り、まず大丈夫。
>PBTは温度に強くはないので何とも。加水分解するので強度は心配で、その時に特性値がどう変化するのかは知見無し。
アプリケーションが湿度がかかる環境の為PBTは無理かもしれませんね。
"加水分解でエステル結合が劣化する"メーカーからも同じようなことを言われました。
PPSについても"問題ないとは思うがあくまで試験片での結果なので実機で確認ください"との事でした。
アドバイス参考にさせて戴き検証を行なっていきます。
有難う御座いました。