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中心だしの精度を妨げるもの
2023/10/18 11:33
- 中心だしの精度を妨げる要因を教えてください。
- 焼き入れ後のワイヤー中心だし穴を掃除する方法について教えてください。
- ワイヤーカットの中心だしにおいて、穴の中心がズレてしまう原因について教えてください。
中心だしの精度を妨げるもの
2011/12/14 12:32
ワイヤーカットの中心だしにおいて、
位置だし完が 表示されたあと、 その穴の径を表示します。
しかし 中心だしの穴をφ3の穴でやっているのに
表示される数値が5.7とか 表示されることがあります。
ワイヤー送りをして目でみても 穴の中心とずれています。
おそらくショートが反応ぜずにワイヤーが穴の壁面にあたってもすぐに反応しないことがあり、その分余計に送ったところでようやく反応したポイントを
計算に使うから 穴よりも大きな数字になり、また中心もずれているのだと
思います。
そこで、ワイヤーがワークに接触しているという認識をさまたげるものは
何でしょうか?
考えられる要因をすべて教えていただけないでしょうか。
焼きいれ時についたすす これは 電気を通さないのですか?
焼入れ時の油がついていたら これは電気を通さないですね?
丸棒やすりで穴を掃除しているのですが、 位置だしに失敗したり、成功しても中心がずれていたりすることがあります。
皆様どのように 焼きいれ後のワイヤー中心だし穴を
掃除していますでしょうか?
回答 (1件中 1~1件目)
焼きいれ時についたすす = 酸化皮膜 = 黒皮
これを完全に取去れば、<目でみても 穴の中心とずれています> は無くなります。
>丸棒やすりで穴を掃除
結果の確認が不充分。中を照明してルーペで確認する。
ヤスリで粗いものは取り除けるが不充分。
丸棒を中割りしてサンドペーパを巻付けてボール盤回転で磨く。φ3と細いならワイヤーで中割りすることが必要。
この基準穴をどう扱うかを決めておく。
ワイヤー加工だけでお役御免、以後はワイヤー加工形状を基準にするなら適当に。しかし他の加工でも基準として使いミクロン精度をねらうなら、穴を仕上げる必要。理想は冶具研。
ストレート部はダイ切刃長さと同程度、3~5以下にする。これより長いと(清浄面でも)接触は不安定になる。
面取も丁寧に。面取でのカエリがあってはならない。
汚れだけ削り元材はなるべく傷つけないため、ヤスリではなくペーパーを使います。
中割はペーパーを巻付けるため。
>ワイヤー穴は φ3のドリルで貫通させているので、ワーク板厚分ある
清浄でも検出精度が落ちる + 穴の曲がりが影響
のダブルで悪くなる。
ワーク板厚分のφ3穴を完全に磨いてたら日が暮れる。
>φ3の穴なのに φ7.8とかありえない直径がでた
異常としてエラーストップさせる機種もあります。
>電極ピンの磨耗が進みすぎると ワイヤー線に送られる電気が不安定になり・・
点検は必要。しかしそのような状態ならセンター検出の以前に加工で断線が頻発するはずです。
エラーを出さない仕様の機械だから、ヘンな値でも測ってしまうと軽く考え、人間がチェックするしかないでしょう。
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補足
2011/12/15 12:30
ありがとうございます。
>丸棒を中割りしてサンドペーパを巻付けてボール盤回転で磨く。φ3と細い>ならワイヤーで中割りすることが必要。
中割とはどういう状態でしょうか?
丸を 半分に割ることですか? 半分にして ペーパーを巻きつけて
磨くのですか? ペーパー巻きつけて穴掃除するなら
半円やすりの方がいいでしょうか。
>ストレート部はダイ切刃長さと同程度、3~5以下にする。これより長いと>(清浄面でも)接触は不安定になる。
ワイヤー穴は φ3のドリルで貫通させているので、
ワーク板厚分あります。
裏からもう少し大きな穴であけて φ3のストレート部は3から5ミリの方が
いいということでしょうか?
ワイヤー中心だしをした後の 位置だし完 が点滅したあとに 直径が表示
されるのですが、 φ3の穴なのに φ7.8とかありえない直径がでました。 ショートの反応は不安定でショート反応が遅れて中心だしの時に
ワイヤー線が擦り切れていることもありました。
電極ピンの磨耗が進みすぎると ワイヤー線に送られる電気が不安定になり
このような ショート検出不安定につながりますか?
ありがとうございます。
>しかしそのような状態ならセンター検出の以前に加工で断線が頻発するはず>です
加工で断線は起こっていません。
電極ピンを新品にすると 今の所(変えてから2回)の中心だしでは
位置だしエラー か Φ3の穴が 位置だし完了 Φ2.86とか 小さ目で
位置だしが完了しました。
Φ7.8とかで位置だし完了が出たショートが反応悪い時と違い
小さめででているとう事を考えると中心だし
の穴へのショート反応が 実際の穴壁面に当たるまえに 当たった反応
をひろっているということでしょうか?
ファイル3のドリルをMCで貫通させているので、Φ3よりマイナスに
なる亊は考えられるのでしょうか?考えられないので、
Φ2.86が??なのですが。 2.9台なら気にしないのですが。
ありがとうございます。
エラーは 繰り返しの誤差が0.01以内に収まって居ないと 位置だしエラーでる仕様です。
しかし ショートの反応が遅れていたにもかかわらず それに引っかからずに
位置だし完了 Φ7.8とかありえない数字がでたのです。
電極ピンを交換してからも 一度 4.7とかでましたが、
だいたい2.76とか Φ3のドリル貫通穴に対して
マイナス目で 出る亊が多いです。 いずれも 位置だしエラーには
掛からずです。 一回目の中心だしが Φ4.7で終わり おかしいと思い
2回目すると 次はΦ2.76とかで出して来たりしました。
同じ穴ですが、 1回目と2回目の結果を分けた要因が何なのか
わかりません。